《キッチンDIVEを見習え》上げ底疑惑に伴い、注目集めたデカ弁屋
ご飯や具材が多く入っているように見せかける“上げ底弁当”疑惑が指摘されているコンビニ絶対王者「セブン-イレブン」。
事の発端は、2024年8月の中間連結決済でコンビニ大手3社のうち、ローソンとファミリーマートが前年同期比で増益を達成したのに対し、最大手のセブン-イレブンだけが減益だったことが報道されたことだった。
セブン苦戦の背景には、北米事業の不振による影響が大きいとされている。
しかし、SNS上では客離れを招いた要因として、上げ底された弁当の容器や、具材がたっぷり入っているように見せかけて色塗りされたパッケージ容器、またサンドイッチの具材が実は少ししか入っていないことを証明する検証画像などが次々と出回る事態となった。
それに対し、セブン-イレブン・ジャパンの永松文彦社長が「そんなアコギなことはできない!」と反論するも、SNS上では検証画像とともに底上げ弁当以外にも次々とセブン商品に関する疑問の声が上がっている。
〈じゃあ、この訳分からない柄の容器はなんなんですかね?ギリギリいっぱいまで入ってるように見せたり、いかにも果肉たっぷりなように見せたり 上げ底弁当だけじゃないんよ、セブンイレブンさん〉
〈容器のふちまでびっしり中身が詰まってるみたいに見えるけど、実際は二重底で明らかにご飯が少ない空き空間がある。そこまでして騙したいの?〉
〈セブンイレブンのはりぼてサンドイッチ。マジで前の方にちょっとしかハムなくて笑った。もはやトリックアートだよ〉
依然としてコンビニ界の絶対王者への風当たりが厳しさを増す中、〈『キッチンDIVE』を見習え〉というコメントとともに、弁当の底から蓋までぎっしり米と具材が詰まったデカ盛り弁当や、1キロという表示とともに商品棚に置かれた巨大おにぎりの投稿画像が散見された。
物価高の現代において、売り上げ度外視と言っても過言ではない、このデカ弁当と巨大おにぎりは一体なんなのか。
実際に、東京都江東区にある「キッチンDIVE 亀戸店」の代表、伊藤慶さんを直撃した。