小学生のころには身長163cmで… 

モデル、コスプレイヤーなどとして活動する、身長170cmの新家利奈(にいのみ・りな)さん(@Nomitun_r)もまた、高身長であることに悩み、それがコンプレックスになっていた時期もあるという。

「小学生のとき、好きだった男の子が『自分より身長の高い女子は恋愛対象外』と言っていたのがきっかけでコンプレックスになりました。今思うと些細なことですが、小さいころの私には衝撃で……。そこからどんどん、高身長であることは“損”をすることのように感じました。低身長の子は歩いてるだけでかわいらしいのに、私は歩いてるだけでなんだか表面積が大きくてかわいげがなく怖いな……と。また、身長が高いと、どうしても誰かと話をするときに目線が上からになってしまうため、偉そうに物を言っているように見えてしまうのも悩みでした」(新家さん)

ヒール込みで182cm 新家利奈さん(@Nomitun_r)Xより
ヒール込みで182cm 新家利奈さん(@Nomitun_r)Xより

新家さんは小学6年生の時点で、身長が163cmあったという。しかし、「最近はコンプレックスだった高身長を自分の個性ととらえられるようになりました」と語る。男性とのあこがれのシチュエーションや高身長女子あるあるについても明かした。

「ドラマや漫画でよくある、女性が高い所にある物がとれず、そこにふと男性が来てとってもらう……というシチュエーション。なんでも手が届いてしまうので、そんな経験はゼロで、むしろ女子にやる側になってます。正直あこがれのシチュエーションですね(笑)。

前から身長の高いスタイルのいい男性が歩いてきたときは、私がヒールを履いていることもあって通り過ぎるとほぼ自分と身長が変わらずで、あれ? 私ってこんな縦に長いのかと感じることもあります。また、席から立って電車を降りる際なんかは、9割がた、吊り革が頭に当たってしまいます。ただ、女性専用車両が満員でも、頭一個上に出てることが多いので空気がおいしいです(笑)」

SNSで話題となっている「デカ女ブーム」という言葉についてはどう思っているのだろうか。