味覚に自信がない人でも「白米」の味の違いがわかる
お米大国・新潟県のJR新潟駅で販売されている限定おにぎり、「新潟県産米食べくらべセット」が話題沸騰中だ。
5月6日、とあるXユーザーが写真付きで投稿したポストが7.2万いいね(5月15日現在)を獲得し、注目の的となった本品は、新潟県産のお米3銘柄を塩むすびに仕上げた逸品。
塩むすびに使用された銘柄は、南魚沼産の名品「コシヒカリ」、もちもちとした触感の「ミルキークイーン」、新品種の「新之助」の3つ。具やおかずはまったくなく、別添えの焼き海苔がセットになっているだけの、至ってシンプルなおにぎりセットだ。
具の入っていない「塩むすび」ということもあって見た目は素朴だが、3種類のお米を存分に味わえるともっぱらの評判で、味覚に自信がない人でもわかりやすく味の違いを感じられるのだとか。X上でも〈食べくらべしてみたいです!〉〈すっごい食べてみたいです〉と興味しんしんのユーザーが続出している。
また前出のユーザーによれば、訪れたときには商品棚には残り2パックしかなく、〈あんまり在庫ないかもです〉とのことで、実際に店舗での売れ行きも好調なようだ。
しかし新潟県がいくら米どころだからとはいえ、塩むすびだけの食べくらべセットを販売するのは、なかなか挑戦的だ。販売に至るまでの経緯が気になってくる。
そこで、この商品の開発担当のNewDaysを運営するJR東日本クロスステーションの越谷氏に話を聞いた。