無人の交番に約4時間も滞在していたことがわかった
「日本一厳しい」を自負する警察学校を持つ兵庫県警では、2020年にも尼崎東署管内の交番での不倫と不適切な行為が判明し懲戒処分、2021年には甲子園署の女性巡査部長と男性巡査部長、男性巡査長が不倫関係となり、交番で性行為を行い懲戒、所属長訓戒処分される問題が報じられており、またも“伝統芸”が繰り返された。
A巡査部長とB子巡査長は昨年8月に、パトカーの巡回勤務中に立ち寄った交番の休憩室でコトに及んだとして、それぞれ減給1か月の処分を受けた。二人は当時いずれも既婚者。
県警は「二人の距離が近いとの噂が出て上司が聴き取りをしたら、不倫を認め、交番で行為をしたと報告しました。警察官として許されない行為で、厳正に処分しました」と発表している。二人が交番にこもっている時間にパトカーの出動事案はなかったと説明している。
だが、兵庫県警担当記者によると、処分へ至るまでの経緯は少々違うようだ。
「Aはイケメン、B子はスレンダーな体育会系の美女でどちらも署内で人気がありました。いずれも地域課のパトカー勤務員でペアを組んでおり、発覚のきっかけは、無人の交番に約4時間も滞在していたことがわかったためです。
実は見回り中の警察官は、捜査や事件出動のときに指令室から指示を出すためにGPSを持ち歩いており、履歴も残ります。その記録で2人がある交番に居続けたことがわかりました。不審に思った上司が問い詰めると最初は否認していましたが、交番内の防犯カメラの映像もあって言い逃れできなくなり、オチたようです」(記者)