実はAIに強いMacシリーズ

ITデジタル界隈では今、“AIパソコン”ブームが到来している。

2023年は「AI元年」と呼ばれ、「ChatGPT」や「Stable Diffusion」といった生成AI(ジェネレーティブAI)サービスが話題をさらった。これらは仕事や学習における効率化の面で見過ごせない存在にまで成長してきており、今年もさまざまな分野・シーンで活用が進むと予想される。

そして昨年末にインテルがAI専用プロセッサを搭載した統合CPU「Core Ultra」ファミリーを発表したことで、市場では“AI対応”を謳うWindowsパソコンが多く登場し始めている。

インテルが2023年12月に正式発表した新しいチップ「Core Ultra」。高度なAI処理をパソコン単体でこなすための専用NPU(ニューラル・プロセッシング・ユニット)を統合している(写真はインテルのニュースルームより)
インテルが2023年12月に正式発表した新しいチップ「Core Ultra」。高度なAI処理をパソコン単体でこなすための専用NPU(ニューラル・プロセッシング・ユニット)を統合している(写真はインテルのニュースルームより)
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Windows陣営がついにAIパソコンの時代を迎えたわけだが、実はAppleは2020年秋にひと足早く、AIのパフォーマンスを強化した独自設計チップ「Appleシリコン」を発表。2023年6月には、Macの全ラインナップがAppleシリコン搭載モデルへと置き換わっている。

AI処理に特化する「Neural Engine」を搭載した独自設計のAppleシリコン。2023年秋には最新チップ「Apple M3」ファミリーが発表された
AI処理に特化する「Neural Engine」を搭載した独自設計のAppleシリコン。2023年秋には最新チップ「Apple M3」ファミリーが発表された

つまり、これからの大学生活でAIアプリやサービスを学習に取り入れたい場合、市場で賑わいを見せているAI対応のWindowsパソコンだけでなく、Macも十分に選択肢に入ってくる、ということだ。

むしろ、基本となるパフォーマンスやデザイン、iPhoneやiPadと一緒に使った際の利便性などを考慮すると、筆者としてはMacの購入をおすすめしたい。

なかでも大学生のライフスタイルにぴったりとハマるのは、最新のAppleシリコン「Apple M3」を搭載した13インチMacBook Air(以下、M3 MacBook Air)だろう。次ページから、その理由を深掘りしていこう。

「Apple M3」チップを搭載する最新のMacBook Air
「Apple M3」チップを搭載する最新のMacBook Air