(8)枕カバーはこまめに取りかえて清潔に
せっかくていねいに洗髪しても、枕カバーがにおう、べたついた状態だとそれが頭皮にうつってしまいます。また、寝ている間も汗をかくので、枕カバーは1~3日に1度は取りかえて洗濯しましょう。放置すると頭皮に雑菌が繁殖します。夏はとくにこまめに取りかえましょう。
(9)美容院に行く頻度
髪が短いほど、短い期間でスタイルが崩れやすく、ボサボサ感やダメージが目立ちやすいものです。美髪やスタイルキープのためには、美容院や理容院に行く目安を1ヵ月に1回程度とするとよいでしょう。悩みやトラブルがあれば、美容師・理容師に相談しましょう。
また、一度、美容院や理容院でヘッドスパを試してみるのもよいでしょう。プロの方法をよく観察し、セルフケアに取り入れられるメリットもあります。ケアの手順は主に、ブラッシング→頭皮のクレンジング→頭部のマッサージ→シャンプー→頭皮用トリートメント→頭部のマッサージ→洗い流さないトリートメントです。料金は店によって大きく異なりますが、目安として30分で2,000~5,000円、1時間で6,000~8,000円くらいでしょう。
――こうしたケアをどれぐらい続けると美髪になりそうですか。
三谷さん:頭皮の状態によりますが、まずは2週間を目安に続けてみてください。「意外と短期間でそれまでの状態との違いを実感した」という人が多いです。するとやる気がアップして継続できるものですよ。3ヵ月もすると、ヘアケアを生活習慣として定着させることができるでしょう。
――ありがとうございました。
男性の美髪への近道として実践するべきは、まずは頭皮の健康キープとのことです。そのための9つの具体策は、今日からすぐに実践できることばかり。ぜひ試してみてください。
構成・文 藤原 椋/ユンブル 取材協力・監修:三谷遥
「美髪になりたい男子」が急増中。プロに聞く、今日からできる9つの超簡単セルフケア
前編では、美髪男子が急増している実情、男の美髪の最重要ポイント、頭皮と髪の危険サインチェック法、ツヤなしバサつき毛の実態について、美髪を追究する美容師で「Hair salon aruca」(福岡県北九州市)のオーナー・三谷遥さんに詳しく教えてもらった。後編では男性が自分でできるヘアケアについて、具体策をお届けする。

次のページ
画像ギャラリー
会員限定記事(無料)
-
-
-
「トランプに思想などない」は本当か? ワクチン、暗号資産、TikTok、オバマケア…変節だらけのトランプ2.0を読み解くエブリシング・クラッシュと新秩序#2
-
「トランプショック」で米国株バブルは崩壊間近か…高金利、高インフレ時代の到来で期待される日本経済復活のシナリオエブリシング・クラッシュと新秩序#1
-
「一流」とされる組織ほど内向き「論理的に相手を説得できる人材」より「空気を読んで、円満な人間関係を築ける人材」を重視する奇妙な日本企業日本型組織のドミノ崩壊はなぜ始まったのか #5
-