自分が主役のパーティ会場に20分並んで入場!?

「ニューヨーク・ポスト」紙のゴシップ欄PAGE SIXによると、主演作『エクスポーズ 暗闇の迷宮』(2016)が撮影された2014年、打ち上げパーティーがNYのラウンジで行われた。あいにくの雨のなか、キアヌは入場するために20分も建物の外で待ち続け、「俺はキアヌだ」と名乗り出ることもなかったそう。

しかも遅れてきた友人ふたりと合流してようやく入場したキアヌは、DJブースでマイクを借りると、「外でクレジットカードを拾いました」と落とし主を探すアナウンスをスタートしたとか。親切すぎます。

がんや白血病の研究施設に多額の寄付

『マトリックス』で得た収入の額を、「僕が2世紀以上も生きられるほど」と語っていたキアヌ。2022年、その70%を白血病の治療方法を研究するリサーチセンターに寄付していたという噂が急浮した。

「ニューズウィーク」誌が広報担当者に確認したところ、噂自体はフェイク。しかし、キアヌ個人が設立した基金を通じ、これまでガンや白血病の治療方法を探す研究施設に多額の寄付を行ってきたことは事実だ。

実はキアヌは妹のキムが白血病と診断された1991年から寄付を始めていて、2009年の「Ladies Home Journal」誌インタビューで「個人基金を設立して5〜6年になります。小児病院やがんの研究施設に寄付をしてきました」と語っていた。

「僕の名前を出すのはあまり好きではありません。基金が(寄付先の選択など)すべてを行なっています」という控えめさもまた、キアヌらしい。

同世代のパートナーとラブラブ♡

2019年11月にカップルとして初めてレッドカーペットにエスコートしたのは、ビジュアル・アーティストのアレクサンドラ・グラント。共通の友人の紹介で2009年に出会い、親しい友人からいつしかロマンティックな関係へと進展した。

10〜20代のアイドルやモデルではなく、落ち着いた50歳のアレクサンドラを恋人に選んだことに、キアヌのファンからも祝福が寄せられている。

もちろんキアヌ本人も幸せそうで、今年3月の「ピープル」誌インタビューでは、「最近、最も幸福を感じた瞬間は?」との質問に「数日前、ハニーと一緒にいたとき。僕たちはベッドにいて、ほほえんでいた。くすくす笑って、最高の気分だったよ」と返答。おのろけもとびきりキュートです。

文/山縣みどり