最終形態は、ホームパーティ!?
とはいえ、SNSのやり取りならではの不安もあるんだとか。
「Instagramの出会いは信頼性があってよかったし、実際に付き合う寸前までいく人もいたけど、やたら女性慣れしている印象で、少しチャラめだった(笑)。
みんながみんな、そうなわけじゃないとは思うけど。私以外にも誰かとやり取りしてるんじゃないかとか、私よりいい子を見つけたらそっちにいくんじゃないかっていう雰囲気が感じられたので、付き合いませんでした。
いろんな出会いを探しましたけど、最終的には男友達に誘われて行ったホームパーティで出会った人と付き合いました!
やっぱり共通の知り合いからの紹介の方が安心感があるし、何かあった時にもその共通の知り合いに相談できるのはいいですから」(裕子さん)
実際にホームパーティでの出会いをきっかけに自らグイグイとアタックした彼氏といままさにラブラブだというのは、IT企業の営業を務める吉田さん(25歳)。
「私はアプリよりも飲み会派。それもビジネス的に開催されている街コンよりも、人脈の多い方が開催される飲み会やホームパーティなど地続きの出会いが一番です。
昨年10月に行ったホームパーティで出会ったのが今の彼なんですが、顔もどタイプで優しそうな雰囲気がすごくよかったので“この人を逃したくない!”って思ってぐいぐいいったんですよ。
パーティの後、主催者の方がグループLINEを作ってくれたので、そこから彼に個人的に“仲良くしましょ”って声かけて何ターンかやり取りしたんだけど、なぜかLINEが途切れて。
ショックでしたけど深追いせずに放置して、一ヶ月後くらいに彼も含めた飲み会で再会。
その場で“もう1回会えて嬉しい”“すごくいいなって思ってる”って猛アタックしたら、 “付き合おう”ってなりました」
「彼は“こんな好みの女の子が自分にアピールしてくるわけない”と警戒しちゃったらしいのと、単純にその時、仕事が忙しかったみたいで。
女の子はわりと自ら好意を伝えずに誘われるのを待ちがちだけど、それって何の得もないですよね。私はグイグイいっちゃいます!」
合コンって言葉は確かに死語に近いかもしれない。マッチングアプリにSNSにゆるーい飲み会など選択肢が広がる中で、若い世代は出会いを楽しんでいるようだ。
取材・文/河合桃子