なつかしいメニューが目白押し
ソフト麺
私と同じ世代のかつての小学生なら必ず知っているであろう給食オブ給食。袋入りの麺を、いろんな汁物に混ぜて食べる。下手に開封すると、はずみで麺が飛び散ったりするので、ビニール袋を中央からねじ切ることもあった。
ここでは定番のミートソースとカレーを選択できるが、私の学校ではけんちん汁に合わせることも。
ミルメーク
これも知っている人はかなり多いだろう。牛乳に甘い粉を入れてミルクセーキのような飲み物に変える、魔法の粉だ。いくつかのフレーバーがあったが、やはりここはコーヒーを選択。
私は牛乳が苦手だったので、このミルメークが本当に楽しみだった。袋を開けると、40年近くご無沙汰だったあの香りが漂う。コーヒー風だけどなじみのコーヒーの香りではない。ミルメーク香だ。牛乳には思ったより溶けなくて、口の中にはミルメークと牛乳の味が交互に広がった。
QBBのチーズ
動物の型に押し込まれた既製品チーズなのでメニューと呼んでいいのかわからないが、私は給食以外の場面でこれを見たことがなく、ただただ懐かしかった。牛乳同様、乳臭さが苦手だった私は、よく友達に食べてもらっていたように思う。
他にも、シャクシャク歯を浮かせながら噛む「冷凍みかん」、調理実習よろしくマッシュポテトに具を自分で混ぜ込む「ポテトサラダ」など、面白いメニューが揃っている。