外国人のお客さん相手に板前や舞妓を呼んだりしていた

宮本容疑者が「舞妓ビジネス」の拠点として選んだ宮川町とはどんなところなのか。京都には北野天満宮近くにあり最も古い「上七軒」、八坂神社門前で夏目漱石ら多くの文豪にも愛された「祇園甲部」、明治時代に祇園甲部から独立した「祇園東」、鴨川の西岸に沿った飲食店などで栄える「先斗町」、清水寺や三十三間堂などの名刹に近い「宮川町」の五つの花街があり、それぞれの花街が芸妓・舞妓の晴れ舞台である舞踊公演「をどり」を毎年開催している。

宮川町は五花街の中では最も南に位置し、芸舞妓の数は祇園甲部に次ぐ規模を誇り、毎年4月に開催する「京おどり」も人気を集めてきた。

ピースする宮本容疑者
ピースする宮本容疑者

宮本容疑者が拠点としている置屋の近隣店主はこう語る。

「社長は一希だが、60代くらいの親戚がお茶屋を営業していた。自身が手掛けるゲストハウスの外国人のお客さん相手に板前を呼んだり、舞妓を呼んだりしていたみたいですよ。お茶屋自体は1億円で買い取ったと評判なのに、月に2〜3日しか営業しないんで相当なお金持ち一族なんだろうなとは思っていました」

宮本容疑者の自宅は、京都市左京区の昔ながらの趣を残す住宅街にあるが、中でも宮本家は威容な佇まいの大邸宅だ。敷地の中には一軒家が3棟あり、黒いベンツの停まった家が宮本容疑者の自宅とみられる。
近くの住人はこう訝しんだ。

「私の知る限りは女性が3人いて、一希は3年ほど前まで妻と娘と実家暮らし、妹夫婦も同居していました。母親はとても上品で、若いお二人(妻と妹)は芸能人に近いぐらいの美人という雰囲気です。お父さんは70代くらいでケーブルTV関連の仕事の経営者だと聞きました」

宮本容疑者の友人はこう証言する。

「一希くんは子どもをとても可愛がっていました。夜に友人と食事に出ているときも『子どもが寝る前に早く帰りたい』といっていたし『お風呂もいれてあげたい』ともいっていた。奥様とも仲がよさそうだった。何でこんなことがおきてしまったのか…」

だが、こんな証言をする住民もいた。

宮本容疑者の自宅
宮本容疑者の自宅
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「正直とっつきづらい方たちです。あの家から出てくる人で挨拶をしてくれるのは容疑者の妹のご主人と思われる中年男性だけです。みなさん何のお仕事をされているのかもわかりませんが、その男性も1週間ごとに白と黒の2台のベンツを乗り分けているみたいだし、スケールの違う金持ちだという事はわかります」

京都が誇る文化を世界に発信するはずが、女子大生殺人の容疑者としてアピールしてしまった舞妓プロデューサー。事件の全容解明が待たれる。

宮本容疑者が経営していたお茶屋
宮本容疑者が経営していたお茶屋
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取材・文 集英社オンライン編集部ニュース班