「女の子を抱っこするときは、胸やお尻に手が触れないように」

「ほらほら、あっち見てごらん」

2月16日、千葉県市川市の「コンパス幼保園 市川校」で開かれていた、子どもたちのお誕生日会で子どもを見守っていたのは、保育士で総園長の島田裕二さん(57)と、保育補助の藤本京太郎さん(37)。

お誕生会の最中も、歩いていた子を抱っこしたり、子どもがかぶる冠をつけ直してあげたりと、体に触れる場面は多い。笑顔で子どもたちとふれあう藤本さんだが、トラブルにつながらないよう常に気を遣っているという。

キックボクシング選手として活躍しながら、ここ半年ほどは、子どもたちに運動の楽しさを伝えたいと、保育士免許の取得を目指しながら保育補助として働く日々だが、思いもよらぬところで神経をつかっている。

「コンパス幼保園 市川校」総園長の島田裕二さん(右)と、キックボクシング選手兼保育補助として働く藤本京太郎さん
「コンパス幼保園 市川校」総園長の島田裕二さん(右)と、キックボクシング選手兼保育補助として働く藤本京太郎さん
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「保育の現場にいると、子どもを抱っこしたり、トイレやおむつ替えの世話をしたりするのは日常。でも、男性保育士による子どもへの性加害のニュースもありますし、『あまり子どもに触れすぎるのはよくないかな……』と、特に女の子に接するときには、すごく気は遣いますね。抱っこするときも、誤って服の中に手が入らないように注意したり、胸やお尻に手が触れないようにしたり……」