自分に合う焚き火台の選び方

焚き火はキャンプサイトの灯りになるだけでなく、揺れる炎を見ているだけで、安らぎをもたらしてくれる不思議な存在。そんな焚き火を楽しむために最初に手に入れたいのは、薪を載せる「焚き火台」です。

東京都江東区にある若洲公園キャンプ場に併設されている、「若洲アウトドアセンター」の店長・金丸隼士さんに話を聞きました。

「地面の上で直接焚き火をするいわゆる『直火』は、植物にダメージを与え、炭の黒い燃え跡がいつまでも残ってしまうため、多くのキャンプ場で禁止されています。そこで必要になるのが焚き火台なのですが、昨今の焚き火ブームを受けて種類が激増しています」

焚き火台を大きく分類すると、大きな薪をそのまま使えるスタンダードな『平型』と、ソロキャンプなどに向く小型の『ボックス(箱)型ストーブ』の2種があります。なかには炎の美しさを楽しむことに特化したモデルなどもあり、焚き火台選びからもう楽しそうです。

何もしないをする贅沢 小型ストーブで始める焚き火入門_1
若洲アウトドアセンターの金丸隼士さん。「焚き火道具のレンタルと、BBQ食材のセットプランも用意しているので、デートや女子会で焚き火を楽しむ人も多いです」
何もしないをする贅沢 小型ストーブで始める焚き火入門_2
大人数で使える平型のUNIFLAME(右・ファイアグリル 7500円)と、ソロに向くボックス型ストーブのFirebox(左・G2 ファイヤーボックスストーブ 1万890円)

若洲公園キャンプ場は本格的なアウトドアが楽しめる人気のフィールドですが、約20種類の焚き火台のレンタルが可能。薪1束がついて6時間2200円でレンタルできるので、自分に合ったモデル探しにも便利です。