集英社オンライン
  • 新着
  • ランキング
  • ニュース
  • 教養・カルチャー
  • エンタメ
  • 特集・漫画
    • 来世ではちゃんとします
    • 私を壊した映画たち
    • 僕にはまだ 友だちがいない
    • 「能代工9冠」無敗の憂鬱
    • くも漫。
    • 大人も知っておきたい性のあれこれ
    • 4コマ漫画 ちびまる子ちゃん
    • ウクライナ情勢
    特集・漫画一覧を見る
    • 戸田奈津子が愛した映画人
    • 氷上の表現者たち
    • ロードショー COVER TALK
    • 前川ヤスタカの考えすぎテレビ
    • 木村草太の「あれ、どういうことなんだろう?」
    • 毎日こち亀
    特集・漫画一覧を見る
  • 連載
    • 来世ではちゃんとします
    • 私を壊した映画たち
    • 僕にはまだ 友だちがいない
    • 「能代工9冠」無敗の憂鬱
    • くも漫。
    • 大人も知っておきたい性のあれこれ
    • 4コマ漫画 ちびまる子ちゃん
    • ウクライナ情勢
    連載一覧を見る
    • 戸田奈津子が愛した映画人
    • 氷上の表現者たち
    • ロードショー COVER TALK
    • 前川ヤスタカの考えすぎテレビ
    • 木村草太の「あれ、どういうことなんだろう?」
    • 毎日こち亀
    連載一覧を見る
  • カテゴリ
    • エンタメ
    • 教養・カルチャー
    • ビジネス
    • 暮らし
    • ヘルスケア
    • ファッション
    • グルメ
    • スポーツ
    • 恋愛・結婚
    • 占い
    • 美容
    • お知らせ
  • ロードショー
  • 占い
  • 編集部
集英社オンライン

Follow Us

トレンドタグ
TREND
  • #ガーシー
  • #NHK党
  • #招状
  • #アテンダー
  • #国会
  • #懲罰委員会
  • #東谷義和
  • #デス・ゾーン
  • #エベレスト
  • #開高健
  • #栗城史多
  • #登山家
  • #あやまんJAPAN
  • #警視庁
  • #離婚
タグ一覧を見る
人物
PEOPLE
  • ベテラン中学生
  • 中島京子
  • 集英社オンライン編集部ニュース班
  • ファミワン
  • ちばあきお
人物一覧を見る
エンタメ 2022.12.02

愛する妻と娘を失う難役に挑んだ大泉洋。「できることなら避けたい役だった」

映画『月の満ち欠け』で、愛する妻と娘を失う難役に挑んだ大泉洋。「できることなら避けたい役だった」と語る撮影の裏側と、家族の絆を聞いた。

  • 松山梢
  • ロードショー編集部
  • #有村架純
  • #月の満ち欠け
  • #伊藤沙莉
  • #田中圭
  • #柴咲コウ
  • #廣木隆一
  • #佐藤正午
  • #大泉洋
  • #目黒蓮
  • #Snow Man
SHARE

大泉洋インタビュー#1

いろんなシーンで泣いてしまった

愛する妻と娘を失う難役に挑んだ大泉洋。「できることなら避けたい役だった」_1

──大泉さんが演じられたのは、妻と娘を事故で失う小山内堅役。初めて脚本を読まれたときの印象を教えてください。

最初は大変辛い役だなと思いました。撮影とはいえ2ヶ月間、小山内の思いを抱えて生きるのは苦しいなと。正直な話、できれば避けたい役でした。

脚本を読んで泣いてしまったんですが、どこか、それだけに終わらない前向きになれる要素があったし、色々な話が見事に絡み合って成立していると感じましたね。

僕が演じる小山内は家族を突然失ってしまうわけだけど、目黒(蓮)君と、有村架純さんのラブストーリーが小山内の人生にまで関わってくる。その関わり方がとっても絶妙で、脚本としておもしろかったです。

──特に印象的だったシーンは?

事故に遭った妻と娘を確認しに行く遺体安置所のシーンです。セットに入った瞬間から、「あ、ダメだ、ダメだ。ここにはいられない」という感じだったんです。

そしたら監督が、「僕はこの映画で、大泉さんが涙を流すのはこの1回でいいと思っている」と言っていて。ただ、「別にここは泣く必要ない」と言われたところでも、いろんなシーンで泣いてしまいました。

愛する妻と娘を失う難役に挑んだ大泉洋。「できることなら避けたい役だった」_2

──だからこそ、小山内の辛さが見ている側にもよりリアルに伝わってきました。

小山内って、家族を失ってからずっと心に蓋をして生きてきたと思うんですよね。ところが、そこに目黒くん演じる三角が突然現れて、「あなたの娘さんは、ある女性の生まれ変わりだったんじゃないか」なんて、無理くり傷口を開くようなことを言われるわけです。

ずっと見ないようにしていた娘のアルバムを久しぶりに開いたりするシーンは、もう一度娘に会えたような気がしてね。要所要所で心が大きく動かされました。

──劇中では28歳から55歳までを演じられましたね?

28歳あたりはもう、諦めてましたね。だってこっちは49歳ですから。僕の仕事じゃないなみたいな感じ(笑)。そこは衣装さんとメイクさん、セットで時代感を出していただいて。僕自身は明るく元気に演じました。

なるべく順撮りにしてもらったので、前半の家族との撮影では、楽しく幸せなシーンが多かったんです。だから私生活でもちゃんと食べて、多少太っていてもいいくらいに思っていました。

大変だったのは、やっぱり歳を取ってからですね。妻と娘を失ってから数年飛ぶので、僕の撮影は少し時間を開けてもらって、数日で体重を落としました。ご飯をあまり食べられないし、後半はいよいよ厳しい撮影でしたね。

娘の友達にまでノロケる夫婦を熱演

愛する妻と娘を失う難役に挑んだ大泉洋。「できることなら避けたい役だった」_3

──柴咲コウさん演じる妻の梢とのシーンがとても幸せそうでした。彼らの夫婦関係は、どう映りましたか?

仲のいい家族ということは、ものすごくわかるんです。ただ、具体的なセリフに関しては、内心、「堅も梢もやたらノロケるな」という気持ちはちょっとありました(笑)。僕がまったくそういう人間じゃないから。実は一番役作りが難しかったのはそこかもしれない(笑)。

自分が今まで生きてきて出会った家族を思い出してみても……まあ、いなくはないか。でも、まずもって旦那をよく言う妻はなかなかいないですよね(笑)。

人前でもノロける夫婦はあまりいないので、演じる上ではちょっと照れくさかったです。

ただ、相手が柴咲コウさんだから成立しちゃうんですよ。「こういう人いるかもな」って思わせる説得力は素晴らしいと思いました。お芝居になるとすいっと“最愛の奥さま”になりますから。

愛する妻と娘を失う難役に挑んだ大泉洋。「できることなら避けたい役だった」_4

──家族の絆やつながりを描いた作品を通して、大泉さんが考えたことは?

この映画は生まれ変わりをテーマにしているから、生まれ変わりとはまたちょっと違うんだけど、不思議だなと思うことは僕自身も体験していまして。

娘の部屋に子供の頃からの写真が飾ってあるんだけど、その中に、僕の顔を貼り付けたうちわと、生まれて数ヶ月の娘が一緒に映っている写真があるんです。おそらく、僕が北海道で仕事をしているときに、妻が送ってくれたものだと思うんです。

まだ首もすわっていない赤ちゃんだったのに、娘はその当時の記憶がハッキリあるって言うんです。「パパに送るから笑って、とママが言った」と。それは不思議だなと思いましたね。

──本当に仲のいいご家族ですね。

僕はありがたいことに家族仲はいいですね。今の家族はもちろん、生まれ育った北海道の親父やお袋、兄貴とも仲がよくて。すごく幸せで温かい家族に囲まれてきました。

もちろん、夫をあんまり褒めないところは、うちの母も妻も同じですけど。とっても楽しく親しみやすい家族です。

でも、どうやらそういう家族ばかりではないんですよね。子供が小さい頃に離婚せざるを得なかった夫婦もいるだろうし、僕が演じた小山内のような経験をして、辛い思いをされている方も、世の中にはいる。

もしも大切な人を亡くされた方にこの映画が届いて、少しでも前向きになってもらえることがあるならば、うれしいなと思います。

愛する妻と娘を失う難役に挑んだ大泉洋。「できることなら避けたい役だった」_5

©2022「月の満ち欠け」製作委員会

愛する妻と娘を失う難役に挑んだ大泉洋。「できることなら避けたい役だった」_6

©2022「月の満ち欠け」製作委員会

愛する妻と娘を失う難役に挑んだ大泉洋。「できることなら避けたい役だった」_7

©2022「月の満ち欠け」製作委員会

愛する妻と娘を失う難役に挑んだ大泉洋。「できることなら避けたい役だった」_8

©2022「月の満ち欠け」製作委員会

愛する妻と娘を失う難役に挑んだ大泉洋。「できることなら避けたい役だった」_9

©2022「月の満ち欠け」製作委員会

愛する妻と娘を失う難役に挑んだ大泉洋。「できることなら避けたい役だった」_10

©2022「月の満ち欠け」製作委員会

愛する妻と娘を失う難役に挑んだ大泉洋。「できることなら避けたい役だった」_11

©2022「月の満ち欠け」製作委員会

愛する妻と娘を失う難役に挑んだ大泉洋。「できることなら避けたい役だった」_12

©2022「月の満ち欠け」製作委員会

愛する妻と娘を失う難役に挑んだ大泉洋。「できることなら避けたい役だった」_13

©2022「月の満ち欠け」製作委員会

撮影/nae. 取材・文/松山梢 ヘアメイク/西岡達也(Leinwand) スタイリスト/九(Yolken)

ジャケット ¥550,000(ジョルジオ アルマーニ ジャパン株式会社 / 03-6274-7070)
その他スタイリスト私物

大泉洋インタビュー#2「映画を監督してみたいという夢を削がれた(笑)」大泉洋が嫉妬した人物 はこちら

大泉洋
演劇ユニット「TEAM NACS」メンバー。深夜番組「水曜どうでしょう」(HTB)にレギュラー出演後、全国放送のドラマに出演数々のドラマ、映画に出演し、主演作品も多数。主な映画の出演作は『探偵はBARにいる』(2011)『しあわせのパン』(2012)『ぶどうのなみだ』(2014)『そらのレストラン』(2019『青天の霹靂』(2014)『駆込み女と駆出し男』(2015)『焼肉ドラゴン』(2018)『こんな夜更けにバナナかよ』(2018)『騙し絵の牙』(2021)『浅草キッド』(2021)など。2023年9月1日には山田洋次監督作『こんにちは、母さん』が公開予定。

『月の満ち欠け』(2022)上映時間:2時間8分/日本
仕事も家庭も順調だった小山内堅(大泉洋)の日常は、愛する妻・梢(柴咲コウ)と娘・瑠璃のふたりを不慮の事故で同時に失ったことで一変。深い悲しみに沈む小山内のもとに、三角哲彦と名乗る男(目黒蓮)が訪ねてくる。事故に遭った日、小山内の娘が面識のないはずの自分に会いに来ようとしていたこと、そして彼女は、かつて自分が狂おしいほどに愛した“瑠璃”という女性(有村架純)の生まれ変わりだったのではないか、と告げる。

12月2日(金)より全国公開
配給:松竹株式会社
公式サイト:https://movies.shochiku.co.jp/tsuki-michikake/
©2022「月の満ち欠け」製作委員会

最初のページに戻る

松山梢

まつやま こずえ

フリーライター

映画専門誌「ロードショー」の編集を経てフリーライターに。 現在は、映画や演劇に関するインタビューをはじめ、スポーツや美容、ライフスタイルに関する記事などを執筆。日本映画ペンクラブ会員。

    ロードショー編集部

    ろーどしょーへんしゅうぶ

    1972年に創刊し、2008年に休刊となるまでの36年、多くの映画ファンから愛されていた 映画雑誌「ロードショー」。
    現在も数多く届く復刊希望の声をうけ、集英社オンラインでは、映画に関する記事は「ロードショー」レーベルで発信します。
    劇場で、配信やサブスクリプションでと、映画を作る環境も見る環境も多様化し、膨大な数の作品が作られている今だからこそ、本当に見たい映画を選び、より広く深く楽しむための情報や読みものを届けます。

      SHARE

      Twitterをフォローしよう

      • HOME
      • エンタメ
      • 愛する妻と娘を失う難役に挑んだ大泉洋。「できることなら避けたい役だった」

      関連記事

      エンタメ 2022.12.02
      エンタメ / 2022.12.02

      「映画を監督してみたいという夢を削がれた(笑)」大泉洋が嫉妬した人物

      大泉洋インタビュー#2

      松山梢
      ロードショー編集部

      エンタメ 2022.11.11
      エンタメ / 2022.11.11

      「家族関係がキツかったら、距離を置いていい」井上真央×石田えりが“わかり合えない母娘”を熱演。映画『わたしのお母さん』

      松山梢
      ロードショー編集部

      エンタメ 2022.10.14
      エンタメ / 2022.10.14

      「家族をバンドや劇団に置き換える」マキタスポーツに聞く“老害おじさん”にならないための処世術

      松山梢
      ロードショー編集部

      エンタメ 2022.11.02
      エンタメ / 2022.11.02

      不倫は人生が終わるほどのことなの? 『窓辺にて』今泉力哉監督の「悪」とされているものへの問いかけ

      今泉力哉
      泊 貴洋他

      エンタメ 2022.11.02
      エンタメ / 2022.11.02

      「世界の分断が進む中、アメリカのクルーと仕事をしたことは財産」池松壮亮がコロナ禍にハリウッド女優とドラマに出演した理由

      斎藤香
      ロードショー編集部

      エンタメ 2022.10.27
      エンタメ / 2022.10.27

      「脱ぐ覚悟はできていた」グラビアアイドル清瀬汐希が全裸で挑んだ不倫純愛物語

      清瀬汐希
      工藤晋他

      新着記事

      新着記事一覧を見る

      Tag

      • #有村架純
      • #月の満ち欠け
      • #伊藤沙莉
      • #田中圭
      • #柴咲コウ
      • #廣木隆一
      • #佐藤正午
      • #大泉洋
      • #目黒蓮
      • #Snow Man

      RANKING

      最新
      24時間
      週間
      月間
      最新
      24時間
      週間
      月間
      記事ランキングの一覧を見る

      RANKING

      最新
      24時間
      週間
      月間
      最新
      24時間
      週間
      月間
      漫画ランキングの一覧を見る

      SPECIAL

      最新情報をお届け

      毎日が、あたらしい

      • HOME
      • 新着
      • ランキング
      • ニュース
      • 教養・カルチャー
      • エンタメ
      • 特集・漫画
      • 連載
      • ロードショー
      • 占い
      • 編集部
      • カテゴリ
      • エンタメ
      • 教養・カルチャー
      • ビジネス
      • 暮らし
      • ヘルスケア
      • 美容
      • ファッション
      • グルメ
      • スポーツ
      • 恋愛・結婚
      • 占い

      マンガ

      少年マンガ

      • 週刊少年ジャンプ
      • ジャンプSQ.
      • Vジャンプ
      • 最強ジャンプ
      • 少年ジャンプ+
      • ゼブラック
      • ジャンプBOOKストア!
      • ジャンプルーキー!
      • S-MANGA
      • 集英社ジャンプリミックス
      • 集英社コミック文庫

      青年マンガ

      • 週刊ヤングジャンプ
      • ヤングジャンプ定期購読デジタル
      • ヤンジャン!
      • となりのヤングジャンプ
      • あしたのヤングジャンプ
      • グランドジャンプ
      • ウルトラジャンプ

      少女マンガ

      • りぼん
      • マーガレット
      • 別冊マーガレット
      • ザ マーガレット
      • デジタルマーガレット
      • マンガMee
      • コミックりぼマガ
      • マンガMeets

      女性マンガ

      • クッキー
      • ココハナ
      • 月刊オフィスユー

      取材・ファッション

      ファッション・美容

      • Seventeen
      • non-no Web
      • MORE
      • @BAILA
      • MAQUIA ONLINE
      • SPUR.JP
      • LEE
      • Marisol
      • Web éclat
      • OurAge
      • The New York Times Style Magazine: Japan
      • HAPPY PLUS
      • MEN'S NON-NO WEB
      • UOMO
      • yoi

      芸能・情報・スポーツ

      • Myojo
      • Duet
      • 週プレNEWS
      • 週プレ グラジャパ!
      • web Sportiva

      書籍

      文芸・文庫・総合

      • すばる
      • 小説すばる
      • 集英社 文芸ステーション
      • web 集英社文庫
      • 青春と読書
      • e!集英社

      学芸・ノンフィクション・新書

      • 集英社 学芸編集部
      • 集英社 ビジネス書
      • 集英社新書
      • 集英社新書プラス
      • よみタイ
      • kotoba
      • imidas

      ライトノベル・ノベライズ

      • 集英社Webマガジン Cobalt
      • 集英社オレンジ文庫
      • シフォン文庫
      • ダッシュエックス文庫
      • JUMP j BOOKS
      • TanZak

      キッズ

      • 集英社みらい文庫
      • S-KIDS.LAND

      オンラインストア・その他WEBサービス

      オンラインストア

      • SHUEISHA MANGA-ART HERITAGE
      • ジャンプキャラクターズストア
      • HAPPY PLUS STORE
      • LEEマルシェ
      • SHOP Marisol
      • éclat premium
      • HAPPY plus BEAUTY
      • mirabella
      • mirabella homme
      • zakka market

      その他WEBサービス

      • SHUEISHA ADNAVI
      • EDITOR'S LAB

      ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。ABJマークの詳細、ABJマークを掲示しているサービスの一覧はこちら → https://aebs.or.jp/

      • ABOUT US
      • 集英社プライバシーガイドライン
      • 広告掲載について
      • お問い合わせ
      • 規約

      SHUEISHA Inc. All Right Reserved.

      愛する妻と娘を失う難役に挑んだ大泉洋。「できることなら避けたい役だった」 | エンタメ記事一覧 | 集英社オンライン | 毎日が、あたらしい