幼少期から大人にほめられやすく、優等生として周りに認識されていたハミ山クリニカさんだが、実は家では精神的に不安定な母と、床上60㎝以上のゴミが積まれた汚部屋で生活していた。
なぜ実家が汚部屋になったのか。なぜ東京藝大を「辞めさせられて」まで、東大に入る意味があったのか。そして、なぜ父は消えたのか。
今回は、「自分と世間のズレ」を描いたepisode 2「汚部屋で育った私の常識」をお届けする。

【漫画】「地面に上着を置くのが汚い」という感覚がわからない。幼少からの汚部屋暮らしが原因で直面した「世間の常識」とのズレ
漫画家・ハミ山クリニカ氏は、東京藝大に入り、東大を出ても、劣等感を抱き続けている。汚部屋で育てられ、長く生活していた彼女は、「人が土足で踏んでいる場所は汚い」ということが理解できなかった。漫画『なんで私が不倫の子 汚部屋の理由と東大の意味』(竹書房)から、一部抜粋・再構成してお届けする。
なんで私が不倫の子 #2
episode 2|汚部屋で育った私の常識
汚部屋で長く生活していたハミ山クリニカさんは、「人が土足で踏んでいる場所は汚い」ということが理解できなかったそうだ。
一般的な「当たり前」が理解できずに悩む彼女は、なぜきれいな場所と汚い場所の区別がつかなくなってしまったのか。
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なんで私が不倫の子 汚部屋の理由と東大の意味(竹書房)
ハミ山クリニカ

2023年06月29日
1,320円(税込)
A5判/144ページ
978-4-8019-3593-8
東京藝大に入り、東大を出ても根付く劣等感。
その原因はパパとママの…私たち家族の成り立ちにあった。
優等生に見られていた私は、実は家では不安定な母と、床上60㎝以上のゴミが積まれた汚部屋で暮らしていた。
なぜうちは汚部屋になったのか。
なぜ私は東京藝大を辞めさせられてまで、東大に入る意味があったのか。
なぜ父は消えたのか――。
大好きだったパパは、実は卑怯な男だった。
私を支配していたママは、実はひとりぼっちだった。
そして私は――
苦しさの原因を自分の責任として背負わされた子どもだった。
【目次】
episode01 普通じゃないことに気付かれない優等生
episode02 汚部屋で育った私の常識
episode03 パパが死んだら私も死ぬ
episode04 ママが獲った賞
episode05 嫌と言えないかわりに
episode06 学歴に縛られる私たち
episode07 見過ごされる子ども
episode08 一生ママから解放されない
episode09 家が汚部屋になった理由
episode10 真実のヒントはすぐそこに
episode11 パパの死
episode12 パパの戸籍に私はいない
episode13 家を出る
episode14 卑怯なパパ
episode15 ひとりぼっちのママ
last episode バイバイ
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