「HOMEBASE」のMV再生回数は、公開処刑に集まった人の数(笑)。

――楽曲のリリースで言えば、8月29日には新曲『HOMEBASE』が発表されました。

卓球 高校野球をテーマにした映画(「野球部に花束を」)の主題歌という依頼がまずあって、瀧も高校野球をやってたから、これは是非やろうと。

 あと、原作マンガ「野球部に花束を〜Knockin' On YAKYUUBU's Door〜」を書いたクロマツテツロウが、僕の草野球チーム(ピエール学園)に参加してるんですよね。そういう繋がりもあって。

“『Shangri-La』は“ほどほどに売れた、印象に残る超でかいファール”だからいい”。電気グルーヴが語るライブの秘技!_4

卓球 独立しての第一弾だった前曲『Set You Free』は、色んな意味合いを込めた曲だったんですけど、今回は自由にできる曲だったし、やっと瀧もふざけられるタイミングになったかなって。それで「MVは瀧を市中引き回しにしたい」と。

 最初は、僕が引きずり回されるのを本当に撮ろうという話だったんですよ。

卓球 例の一件があったから、「また瀧がふざけてる」とか言われる前に、まずこっちが刑を与えて、「私刑ならこっちが先にやっときました!」と(笑)。

 それで泥の中とか水中を実際に引きずり回すという話になったんだけど、流石にそれは無理、それは普通に刑罰、と(笑)。

卓球 それで監督の田中(秀幸)さんに相談したら、瀧の人形を引きずり回そうという話になって。だから、今回のMVは疑似公開処刑。再生回数=公開処刑を観に広場に集まった人の数(笑)。

電気グルーヴ - HOMEBASE MV

 「これはバズるぞ〜」じゃねえっていう(笑)。

インタビュー後編につづく>>

取材・文/高木”JET”晋一郎 撮影/井上たろう

“『Shangri-La』は“ほどほどに売れた、印象に残る超でかいファール”だからいい”。電気グルーヴが語るライブの秘技!_5

【電気グルーヴ】
1989年、石野卓球とピエール瀧らが中心となり結成。 1991年、アルバム『FLASHPAPA』でメジャーデビュー。 1995年頃より、海外でも精力的に活動を開始。 2001年、石野卓球主宰の国内最大級屋内ダンスフェスティバル”WIRE01″のステージを最後に活動休止。それぞれのソロ活動を経て、2004年に活動を再開。 以後、継続的に作品のリリースやライブを行う。 2015年、これまでの活動を総括したドキュメンタリームービー「DENKI GROOVE THE MOVIE?-石野卓球とピエール瀧-」(監督・大根仁)を公開。 2016年、20周年となるFUJI ROCK FESTIVAL‘16のGREEN STAGEにクロージングアクトとして出演。 2019年、結成30周年を迎えた。
https://www.denkigroove.com

【ライブ情報】
公演名:and the ARENA ~みんなとみらいのYOUとぴあ~
日時 :2022年10月15日(土) 17:00開場 / 18:30開演
会場 :ぴあアリーナMM(https://pia-arena-mm.jp/
主催 : テレビ朝日 / J-WAVE
企画制作 : macht inc.
運営 : ゼクシード / サンライズプロモーション東京
お問い合わせ先 : ライブエグザム https://www.liveexsam.co.jp/contact/


【チケット一般発売】
・ローチケ
https://l-tike.com/denkigroove
・ぴあ
https://w.pia.jp/t/denkigroove/
・イープラス
https://eplus.jp/denkigroove/
・テレ朝チケット
https://ticket.tv-asahi.co.jp/ex/project/denkigroove

【その他チケット情報】
https://www.denkigroove.com/information