「基本的な感染対策をすれば、あとは以前同様のタイが戻ってきている感じですね」(水野さん)
コロナが過ぎ去り、もとのようにタイを楽しめるようになってきている、ということなのだろう。
『バンコク編』に続いて、『タイ編』は来年刊行の予定だ。タイ旅行を待ち望んでいる人も多いだろうが、水野さんはこんなアドバイスをくれた。
「コロナ前よりも、タイの物価も上がっているし、円安なので以前ほどは安くありません(笑) それに感染時の入院などもカバーできる保険には必ず入っておいたほうがいいでしょう。旅行者が戻ってはいますが、王宮や寺院などはまだまだ空いていて、いまがゆっくり観光できるチャンスだと思います」
秋の旅行シーズンから、『歩き方』発刊再開ラッシュの年末年始にかけて、海外に旅立つ日本人も増えそうだ。
取材・文/室橋裕和
「一流」とされる組織ほど内向き「論理的に相手を説得できる人材」より「空気を読んで、円満な人間関係を築ける人材」を重視する奇妙な日本企業
日本型組織のドミノ崩壊はなぜ始まったのか #5