半個室ブースは、ゆったりとしたソファ席のブースが1つ、リクライニング機能付きの高品質レザーチェアのブースが3つ、と全部で4つある。

昼寝前のコーヒーは快適な目覚めにつながる効果が。「ネスカフェ 睡眠カフェ ㏌ 原宿」に潜入_06
リクライニングチェアのブース
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思った以上に足元が広いのもうれしい
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フルフラットのソファ席

使い捨てのスリッパや、大きめのブランケットも用意されており少し休憩をするには充分すぎる空間。人混みでの疲れを癒すべく、30分だけデジタルデトックスをしたり、心を落ち着けるのにも良いだろう。

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リクライニング、フットレストともに限界まであげるとかなり寝心地のいい体勢がとれる
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店内にある掲示物には「短い昼寝の直前にネスカフェでコーヒーナップ!」の文字が。

聞くところによると、睡眠カフェでは15~20分程度の短い昼寝の前にカフェインを含むコーヒーを飲むスタイル「コーヒーナップ」を推奨しているとのこと。コーヒーに含まれているカフェイン=眠れなくなるとのイメージがあるが、カフェインは摂取後30分程度で吸収され、働きが現れ始めるため、むしろ短い仮眠の後シャキッと目覚めることができるのだそう。

半信半疑ともいえるが、利用者からは「睡眠とコーヒーは相性が悪いと思っていたが、予想外だった」「コーヒーの飲み分けを自身の生活に取り入れたい」などの声が届いているとのこと。気になる人は、ぜひとも実践してみてほしい。

ちなみに利用料金は、30分で「ブース利用+カフェインを含むコーヒー1杯」(税込825円)、60分で「ブース利用+カフェインを含むコーヒー1杯とカフェインレスコーヒー1杯」(税込1,650円/60分以後30分ごとに税込825円で延長可能)。都心のカフェで過ごすのと、そこまで変わらない価格でゆったりとくつろげるので、おトクだ。

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グリルステーキとゴロッと野菜のサラダ 1410円(税込)
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また、睡眠カフェの下にある2階のカフェでは、睡眠、特に眠気の科学の第一人者である広島大学の林光緒教授による監修のもと、アミノ酸の一種である「トリプトファン」を豊富に含んだ食事を用意。ランチを楽しんだ後、少し仕事をして、疲れたら睡眠カフェでくつろぐという利用もできそうだ。

今後の展望についてネスレ日本 担当者は「ネスレとしては、今後も「ネスカフェ 睡眠カフェ」により、カフェインを含むコーヒーとカフェインレスコーヒーの飲み分け、ライフスタイルへの取り入れ方を多くの方に知っていただきたいと考えています。また、現在JR東日本との共同でJR大宮駅にてリラックスタイムを過ごせるワークブース「STATION BOOTH supported by ネスカフェ 睡眠カフェ」を展開中です。こちらは2022年12月末までの展開を予定ですが、これからもコーヒーを通じてお客様の課題を解決するような施策を展開していきたいと考えています」と教えてくれた。

疲れを癒しに、睡眠Tipsを学びに訪れてみてはいかがだろうか。

取材・文/於ありさ

「ネスカフェ 睡眠カフェ in 原宿」
東京都渋谷区神宮前1-22-8 ネスカフェ原宿3F
営業時間:11~20時 (最終受付 19時30分)
(フード・ドリンクラストオーダー19時)
予約方法:専用ウェブサイトより予約受付