原宿駅から徒歩4分の場所にある「ネスカフェ 睡眠カフェ in 原宿」。同施設は、半個室内にある案内に従って、カフェインレスコーヒーとカフェインを含むコーヒーの“飲み分け”を通じ、新しい睡眠スタイルを学べるほか、睡眠の質を考えた食事メニュー、フィリップス最新スリープテックも体験できる場所だ。

なぜネスレ日本が同施設を運営しているのか。ネスレ日本の担当者は次のように答えた。

「社会的に大きな問題となっている日本人の睡眠不足の問題を解決する一助となればという思いで、カフェインレスコーヒーと普通のコーヒーの飲み分けといった、新しい睡眠スタイルを提案し始めたことがきっかけです。お時間や過ごし方はお客様におまかせしたいと思っているのですが、『店舗での学びを持ち帰り、ご自宅での良質な仮眠・睡眠につなげていただく』というコンセプトの通り、より総合的に睡眠について学び・体験いただける場として、利用いただくことをすすめています」

また、同施設の利用者について「男女の性別に偏りなく、若い方からビジネスパーソンまで、幅広い年齢層の方にご利用いただいていますが、特に30～40代の方に多くご利用いただいています。また、原宿という土地柄もあり、20代など若い層の利用も多いのも特徴です。事前予約されて来店される方もいれば、2階のカフェスペースでテレワークをされている合間に、当日に申し出られて利用されるケースも多くみられます」とネスレ日本担当者。

都心で働く人にとって、束の間の休息を取れる施設となっているようだ。

同施設は、基本、事前予約制（空いていれば、飛び込み利用も可）。予約した2階のカフェで受付を済ませると、コーヒーとともに3階へと案内される。

3階にある「睡眠カフェ」の店内には、睡眠にまつわる本がずらり。周りの音が気になる人に向けて耳栓が置いてあったり、フィリップスの最新スリープテックを体験できたりもするそうだ。

また、店内には川のせせらぎを彷彿とさせるヒーリングミュージックが流れており、リラックスムードが漂っていた。