もしもの事態に備えよう
9月1日は「防災の日」だ。台風、高潮、津波、地震などの災害について、認識を深め、準備や心構えを改めるための日である。この記事を読んでいる人ならば、もしかすると防寒具や非常食・飲料、簡易トイレなどの用意は、すでに済んでいるかもしれない。
しかし、電気や通信関連についてはどうだろうか。ICTツールが普及した昨今、通信も実質的なインフラの一つであることを忘れてはならない。現代人の多くは、情報収集をスマートフォンなどに依存しがちであり、電気がない生活には慣れていない。
もし、避難先でバッテリーが切れてしまったらスマートフォンは使えないし、たとえ端末のバッテリーがあっても通信基地局がトラブルを起こしたら普段通りの情報収集はできない。夜中に停電が起きたら懐中電灯が必要になるし、避難先で充電用のコンセントが足りるとも限らない。災害時におこるトラブルを考えれば、キリがない。
備えあれば憂なし。ここでは、防災用として備えておきたい、スマートフォンに関連する周辺機器をピックアップして紹介しよう。