ミニマムライフを実践する旅でも、あるとクオリティが一段上がるアイテム
⑦日本地図
これは持っていくかどうかとても悩んだのだが、思い切って積んできて正解だった。
ユーキャンが発行している3巻セットの大判地図だ。
上巻は『日本分県大地図』、見開きごとにひとつの都道府県の地図が掲載されている。
中・下巻は『日本名所大地図』で、山、神社仏閣、観光名所、街並み、城、街道などのジャンル別に、日本全国の名所が紹介されている。
縦約42cm・横約60cmの“ワイド紙面”を謳う大型本で、狭い車内ではけっこう邪魔だけど、やはり地図はスマホの小さな画面などではなく、大きな紙面で見るのがいい。
夜な夜な車内でこの地図を開き、明日の行き先を考えるのが何よりの楽しみになった。
⑧明かり
車内の明かりとして使っているのは、スノーピークの『たねほおずき つち ランタン』というライト。
1個5,000円ほどで、この手のライトとしてはまあまあのお値段だが、車中泊で使うにはとても便利なライト。超おすすめだ。
温かみのある光は強さを自由に調節でき、ロウソクのような揺らぎモードにもできるので、本を読むとき、食事をするとき、寝るときなど、シチュエーションごとに明かりを変えられる。
本体の上部に強力マグネット付きのストラップがついていて、どこにでも設置しやすい。それに、シェードは柔らかいシリコン製なので、車が揺れて落ちても壊れる心配はない。
僕はこれを2個使っていて、今回の車中泊ライフでは欠かせないアイテムとなっている。
⑨モバイルスピーカー
車中泊の夜も、好きな音楽はいい音で聴きたい。
そこで持ち込んだのは、家で以前から使っていたBOSEのモバイルスピーカー『SoundLink Bluetooth speakerⅢ』。
広がりのあるナチュラルサウンドはさすがBOSEで、僕の車中泊ライフを一層豊かにしてくれている。
⑩収納ボックス
そのほかにも細々した旅の道具があるのだが、今回紹介したもの、紹介できなかったものを含め、適当にガンガンと詰めておける大型収納。
無印良品の『ポリプロピレン頑丈収納ボックス』だ。
キャンプ用品としてもかなり評判がいいらしいこちら、軽量なのに非常に頑丈で、とても使いやすい。
上部がフラットなのでテーブルがわりにもなるし、耐荷重は100kgらしいので、椅子としても使える。
サイズはミニ・小・大・特大と4種あり、僕はマイカーに入れておくのにちょうどよかった幅60.5×奥行39×高さ37cmの「大」を選んだ。
値段は2,000円くらいだったはずだ。
というわけで駆け足に紹介してきた、僕の車中泊グッズ10選、いかがだっただろうか。
車中泊ブームの昨今、ちまたには便利なグッズがあふれていて、見ていると僕もどんどん欲しくなるのだが、「ミニマムライフを志す」という初心を忘れてはならない。
現状、とりあえず過不足なく満足しているので、当分はこの道具たちとともに旅を続けていきたいと思っている。