国民の応援や反響が励み! 他の省庁ともコラボ動画を作成
―他の省庁や自治体の反応はいかがでしたか?
各自治体からの問い合わせが殺到したんです。今でも毎日のようにお電話いただき、ノウハウについてよく聞かれますね。
他の省庁の人にも動画を見てもらっていて、好評です。どうやって作っているのか聞かれることも多いですね。動画を通して他の省庁と連携して広報することも。
海上自衛隊、特許庁、環境省、スポーツ庁などとコラボし動画を取って、お互い国民に知ってほしい情報を一緒に伝えるようにするなどしています。
1つの企画で終わりにするのではなく、広報の形として広がっていますし、その都度、連携して、国民に情報をお届けできるようにしたいと思っています。
―反響と言えば、大臣のアフレコ動画がありましたね?
江藤前大臣の記者会見を職員の祖父に伝わるように宮崎弁でアフレコしました。
あれは、そもそも大臣に許可を取っていなくて、動画を出した後、報告しましたが、江藤前大臣は大爆笑でした!
江藤大臣からは「発信が良くなるためなら私をイジってもかまわない」と許可をいただいているので、以前に新型コロナウイルス感染症の影響で食料や物の買いだめの恐れがあったとき、紙芝居で「買いだめはしなくても大丈夫です」動画を作りましたが、買いだめしている悪い人を江藤前大臣のイラストにしました。
これもすごく国民に見てもらえて、農林水産省の取り組みを伝えられたと思っています。
国民が応援してくれているのがわかると農林水産省の幹部も理解してくれます。
私たちも農林水産省の内輪受けではなく、見てくれる国民受けを第一に考えて広報できるようになって、皆さんの応援が本当にありがたいです。