『SLAM DUNK』それはバスケ漫画の金字塔
世に知らぬものなき、大ヒット漫画『SLAM DUNK』(井上雄彦・著)。長らく謎に包まれてきた、その劇場映画版のタイトルと公開日が、7月2日朝、映画館へのポスター掲出のかたちで発表された。
『THE FIRST SLAM DUNK』2022.12.3公開。
劇場にはメインキャラ5人とそれぞれに捧げるキャッチコピーの入った5種のポスターがそろっているが、作品公式ツイッター(@movie_slamdunk)では、本日より1種類ずつ公開していくもよう。
集英社オンライン/ロードショーでは画像を先行入手、今日から公式解禁にあわせ、すべて記事にてお届けしていく。
そもそも原作の『SLAM DUNK』とは、シリーズ累計発行部数1億2000万部以上を誇る大ヒット漫画。
湘北高校バスケットボール部に入部した、バスケ初心者の桜木花道(さくらぎ・はなみち)を中心に、チームメイトや対戦相手からコーチたちまで、それぞれのバスケにかける情熱と成長を緻密かつダイナミックな画力で描き、TVアニメとも相まって社会現象ともいえるブームを巻き起こした。
1990年から1996年まで「週刊少年ジャンプ」で連載されたが、その間にはジャンプが653万部という史上最大の発行部数を記録。間違いなくその立役者のひとりといえる存在だったのだ。
現在でもその人気は衰えず、「完全版」「新装再編版」などバージョン違いが発行されるたびに、大きく売れている。
さて、その劇場映画版。
著者の井上雄彦氏が、2021年1月7日「映画になります!」とツイッターで発表して以来、ティザーサイトや公式SNS(アカウント名は「映画『SLAM DUNK』(タイトル未定)公式」だった)でも、監督・脚本を井上氏本人が務めることとスタッフ、周辺情報以外は発表されず、極秘で製作が進められてきた。
ファンが首を長くして待ち望んだすえ、ついにタイトルと公開日が本日発表されたことは感慨深い。
また、あわせて昨日、新たな特設ウェブサイト「COURT SIDE」もOPEN、スタッフたちの想いをインタビュー形式で届けていくという。
本日解禁になったのは、ポイントガードの宮城リョータの画像。
「問題児で悪いか。」のコピーのとおり、短躰を補うような気性の荒さが特徴で、原作では花道ともボコボコの大喧嘩をすることも。でも決して折れることのない心の強さ、マネージャーの彩子への一途な想いが魅力のキャラクターだ。最新のアニメーション技術でそのスピーディな動きがどう表現されるのかも楽しみである。
まだまだ全容は明かされない映画『THE FIRST SLAM DUNK』。
だが、「カッコいい!」のひとことにつきるポスタービジュアルを眺めつつ、12月の公開を待ちたい。
映画『THE FIRST SLAM DUNK』ポスタービジュアル
三井寿はこちら。
流川楓はこちら。
桜木花道はこちら。
赤木剛憲はこちら。
映画公式サイト https://slamdunk-movie.jp/
特設サイト「COURT SIDE」https://www.slamdunk-movie-courtside.jp/