環境、睡眠などの生活習慣についての免疫力の都市伝説を検証

都市伝説6 睡眠時間を長く取れば免疫力が上がる
→× 長く取っても免疫力は変わらない


風邪を引きにくくするための体作りとして、睡眠時間をしっかり取ることは大切ですが、10時間寝たから、健康にいいというわけではありません。ライフスタイルによりますが、平均6〜7時間取れれば十分です。むしろ昼過ぎまで寝てしまうようなサイクルだと生活リズムが崩れてしまい、逆に健康リスクが高まる場合があります。

「体温が上がると風邪を引かない」はウソ? 免疫力の都市伝説7選_4
寝すぎて、生活リズムを乱さないように

都市伝説7 清潔な環境で過ごしていると免疫力は低下する
→× 手洗い、うがいをきちんとすることが健康生活を維持する


清潔な環境で過ごしていると、細菌・ウイルスに対する抵抗力がなくなるのでは?と心配される方は多いかもしれませんが、コロナ禍のこの2年の間、手洗い、うがい、マスクの着用を徹底したことで、感染症の予防に効果がありました。不潔な環境より清潔な環境のほうが健康維持はしやすいですし、免疫力が低下するということはありません。