無差別に流れるショート動画や生成AI動画は避けたいのが親心

松井 うちの子には教育番組や『アンパンマン』を見せていますが、ときどきYouTubeを見ることもあります。

僕はメディアにいる側の人間として、人気キャラクターの人形を使った人形劇のような動画は消してしまいます(笑)。また生成AIで作られた動画の中には、本来のキャラクターなら絶対に言わないようなことを言うものもあって、そういうものは見せたくないですね。

辻元 すごくわかります。悪質だと感じるものもありますし、真偽が不確かな情報が流れてきても、子どもには判断できない。そこには危機感があります。子どもの「好き」を探すためにいろいろなものを見せることは大切ですが、今はまだ親がハンドリングしなければいけない状況ですよね。

3児の子育て中の辻元さん(左)にケムリさんが相談
3児の子育て中の辻元さん(左)にケムリさんが相談

――お子さん独特の感性を目の当たりにして、面白いと思ったことはありますか?

辻元 次男が絵画教室で「森」を描いたとき、絵を見たら“木”という漢字がびっしり並んでいて(笑)。それには驚きましたね。

松井 すごいですね。象形文字みたいになっているんだ。

辻元 長男が保育園のときには、自画像の顔の周りに足が10本描いてあったんです。“どうして10本も?”と聞いたら、「僕は足が速いから、足をいっぱい描いたんだ」と。子どもってすごいなと思いました。

私も絵を描くと細かいところまで描いてしまうのですが、2人のような発想はないので、「すごいじゃん!」と伝えました。そういう意味では普段から、驚いてもできるだけ否定しないように気をつけています。