子どもの「好き」を尊重しながら、できるだけそっと見守る
――では最後に、お子さんたちに伝えたいことを聞かせてください。
辻元 自分の好きなものをちゃんと自覚してほしいと思っています。何にワクワクして、何に心が躍るのか。その自分軸を持って育ってくれたら、この先いろいろと大変なことがあっても、ブレずにいられると思うんです。周りから何か言われても、「自分はこれが好き」「自分はこれがいいんだ」と思えるだけで、その声が気にならなくなることもある。そこを大事にしてほしいですね。
松井 僕は、親が「こうなってほしい」と願っていることにも気づかずに育ってほしいですね。前編でも話したように、子どもが何かをしていたら見て、意識を向けるようにはしていきます。でもできればひっそりと、子ども自身がそんな眼差しにも気づかないうちに幸せになってほしい。いつの間にか満たされていて、機嫌よくいられる、精神的にできるだけ乱されない子になってほしいです。
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取材・文/松倉和華子 撮影/井上たろう














