子どもが好きなものを、子ども自身の視点で選ぶ
――後編では「子どもの感性」について伺います。お二人はお子さんたちの「好き」をどのように受け止めていますか?
辻元舞(以下、辻元) うちは上の2人はそれぞれに好きなものも、やっている習い事も違います。長男はスノボや体操、サッカーなどのスポーツが好きで、次男はアートや楽器、プログラミングをやりたがったり。好みが違うので、平日は習い事をいくつもはしごしています(笑)。
松井ケムリ(以下、松井) 先ほどの話では上司と部下みたいだと思いましたけど、マネージャーでもあるんですね。
辻元 そうです(笑)。次男は私と同じく絵を描くのですが、つい口を出したくなるんですよね。そこをこらえて「おー! いいね!」とリアクションしています。
――動画で絵本をたくさん買われている様子を拝見しました。本やアニメなど、子どもたちが触れるエンタメを選ぶとき、意識していることはありますか?
松井 僕も選ぶ基準を知りたいです。
辻元 長男は一目見て楽しそうなものが好きで、次男は表紙がきれいだったり、挿絵がカラフルだったり、見た目に惹かれるようです。その子がどんな視点で何を見ているのかを観察して、本人に選ばせてあげたい。そうやって自分の好きなものを見つけてほしいなと思います。
松井 お兄ちゃんたちは10歳と7歳ですよね。内容によって「これはやめておこう」と制限することもありますか?
辻元 あります。主にゲームですね。小学生の間で流行っているゲームで、相手の持ち物を盗むルールのあるゲームがあるんですが、実際にトラブルになったケースもあるみたいで、うちでは禁止しています。いくら流行っていても、禁止する理由を話して「だからうちではダメだよ」と伝えるようにしていますね。あとは、ゲームだけにならないよう、外へ連れ出したりもします。
松井 では、末っ子の娘さんには、どのように好きなものを見つけてもらっていますか?
辻元 お兄ちゃん2人と同じように、好きそうなものを見せてみて、「これか!」と思ったものから少しずつ広げています。
松井 何かを押し付けたり、「こんな子になってほしい」と強いたりすることはないんですね。
辻元 そうしないと、やっぱり続かないですよね。ただ、うちでは「スポーツや習い事は好きなだけやっていいから、お勉強もこれくらいはしようね」と約束しています。好きなことだけやって、勉強は1ミリもしなくていい、というわけにもいかないので(笑)。














