ライブ中の手拍子は迷惑?
話題のきっかけとなったのは、シンガーソングライター・坂口喜咲が9月19日にXへ投稿した、弾き語りライブの映像だ。
坂口は「弾き語りの時に手拍子されるのあんまり好きじゃなくて」と明かし、その理由を「ありがたいとは思うのだけど一定のテンポで演奏しようと思っていない曲でリズムキープされてしまうと自由に歌えなくてむずかしい」と説明した。
映像には、坂口が弾き語りをするなか、客席から手拍子が起こる様子が収められている。その後、坂口がピックを落として少し険しい表情を浮かべると、手拍子は止まった。坂口は手拍子を止めてくれた観客に対し、「怖い顔してごめん」とも綴っている。
この投稿は1300万回以上表示され、SNSでは手拍子に対する意見について共感する声が相次いだ。
「クラップなんてアーティスト側が煽らない限りするもんじゃないと思うんですよね」
「オーディエンスの手拍子ってズレるし走るしいいことない」
「手拍子が嫌だったので、アーティストに言ってもらえるとありがたい」
坂口以外にも、観客の手拍子を止めたアーティストはいる。サカナクションの山口一郎は弾き語り中に観客席から手拍子が起こると、演奏を止め、笑顔を浮かべながら「手拍子いらない。自分のリズムで歌わせて。ごめんごめんごめん、すっげーやりにくいんだわ。気持ち(は)うれしい」と、観客に伝えたことがある。
こうしたアーティスト側の姿勢を受けて、「演奏前に『手拍子やめて』って一言言えば?」「ルールとして決めちゃえば?」という意見も出ている。
突如、SNSを大いににぎわせたこのライブ中の手拍子問題について、今回、投稿をした坂口本人に詳しく話を聞いた。
まず、手拍子によって演奏にどのような影響があるのだろうか。
「手拍子が起こると、どうしてもそのリズムが演奏をリードしていきます。主導権が自分ではなく手拍子に移ってしまうので、自由が利かず、思ったように演奏するのが難しくなるんです」(坂口喜咲、以下同)












