集英社みらい文庫の作品にヨンデミーレベルを表示
株式会社Yondemy(本社:東京都渋谷区、代表取締役:笹沼颯太)は、株式会社集英社の児童文庫レーベル「集英社みらい文庫」との連携を開始すると発表した。
本連携では、集英社みらい文庫の作品に、本の難易度を数値化したYondemy独自の指標「ヨンデミーレベル」を順次表示していく。すでに刊行されている作品についてはYondemyおよび集英社みらい文庫のWebサイトに掲載し、今後新たに刊行される作品については本の帯などへの表示を予定している。
児童書には、難しさを見分ける共通の目安がない
「ヨンデミーレベル」は、絵本や児童書1,000冊以上の全文データをもとに、漢字・漢語率や一文の長さなど複数の要素から難易度を判定する指標だ。数値が高いほど文章が難しいことを示し、日本漢字能力検定(漢検)の級とも連動している。特許を取得済みのこの指標は、学年別の分類にとらわれず、子ども一人ひとりの読む力に合った本を選べる点が特徴とされる。
現在、書店の児童書売り場で本の難しさを判断する手がかりは「小学校中学年から」といった対象学年の表示が主流だ。しかし、同じ対象学年の中にも読みやすさには幅があり、同じレーベルの作品であっても文章量や表現の難しさは一冊ごとに異なる。英語圏では「Lexile指数」と呼ばれる共通の難易度指標が広く普及しているが、日本の児童書にはそうした共通の目安がまだ行き渡っていない。
子どもも保護者も、「今読める一冊」を選べるように
ヨンデミーレベルが表示されることで、子ども自身が「これなら読めそう」と判断した上で本を手に取れるようになるほか、保護者も対象年齢だけに頼らずに本選びの判断ができるようになるとYondemyは説明している。
子どもの読む力は、LINE公式アカウント「おうち読書のミカタライン」で提供している「ヨンデミーレベル判定ミニアプリ」で確認できる。画面に表示された2つの文章を見比べて選ぶだけで、30秒から1分ほどで判定が完了する。会員登録不要で、誰でも無料で利用可能だ。
集英社みらい文庫編集部は「Yondemyさまと連携することで"みらい"の子どもたちにさらに豊かな読書体験を提供できたら嬉しく思います」とコメント。Yondemy代表取締役の笹沼颯太氏は「自分で選んだ一冊を読み切れたとき、子どもは次の本に手を伸ばします。その繰り返しが、読書を続けていく力になります」と述べた。
Yondemyはこれまでに未来屋書店、丸善ジュンク堂書店、紀伊國屋書店、くまざわ書店、今井書店と連携し、ヨンデミーレベル別に本を並べた「ヨンデミーレベル本棚」を店頭に展開してきた。今回は書店の棚から一歩進み、本そのものにヨンデミーレベルを表示する取り組みとなる。
YondemyサービスURL:https://lp.yondemy.com/
集英社みらい文庫:https://miraibunko.jp/
文/集英社オンライン編集部













