キムチが…不安が広がる韓国
さらにキムチの材料となる白菜も昨年は2万285トンを輸入。これは一昨年から5倍近く急増した。韓国の昨年夏の猛暑で白菜の収穫量が減り、価格が上がったことが背景にあるとみられ、この輸入白菜の一部でキムチが作られた可能性もある。
「2024年の時点で飲食店で提供されるキムチの約4割が輸入品で、残りは国産の商品を買ったり自家製のものをつくったりしているという調査もあります」(韓国メディア記者)
これほど身近に中国産白菜があることから、韓国社会では一気に不安が広がった。韓国食品医薬品安全処が白菜や輸入キムチの検査強化に乗り出したが、27日までに白菜からホルムアルデヒドが検出されたとの報道はない。白菜キムチや塩漬け白菜についても追加検査を進めているが、韓国メディアが、
〈中国産白菜、「遺体保存剤」として使われる発がん性物質まみれ…〉
〈遺体防腐成分白菜〉
〈発がん物質白菜が国内に入ってきたのか…〉
と報じるなど、騒ぎはしばらく収まりそうにない。
いっぽう中国産の白菜は日本にも輸入されており、財務省の貿易統計によれば、昨年の輸入量は1万3283トンある。日本でも当然、ホルムアルデヒドの食品への添加は食品衛生法で認められていない。
25日の記者会見でこの問題への対処を聞かれた鈴木農林水産大臣は、「現在厚生労働省で事実確認を行なっている」とし、朝日新聞は厚生労働省輸入食品安全対策室が「現地の大使館を通じて確認したところ、問題となった白菜は日本には輸出されていない」と説明していると伝えた。












