コストを下げるために“昔ながら”の違法な保存法が使われた疑いが…

中国は国土が広いため国内の消費地へ運ぶのに長距離輸送が必要なことが多い。輸送中の野菜の傷みを防ぐために保冷トラックが普及しているが、そうすると輸送コストが上がることになる。

中国のネットメディア「第一財経」は、映像が撮影されたとみられる張家口の康保から南へ約1000キロ離れた江蘇省宿遷市まで30トントラックで輸送した場合の輸送費を、常温なら7600元、0℃前後の保冷トラックなら1万2000元かかると試算。コストを下げるために“昔ながら”の違法な保存法が使われた疑いがある。

今回の騒動を受けて、中国政府は食品安全弁公室や農業農村省などに生鮮野菜の抜き取り検査や市場の一斉点検を行うよう指示しており、社会不安を抑え込むために強力に対処する姿勢をアピールしている。

“昔ながら”の手法だった?(ブロガーの動画より)
“昔ながら”の手法だった?(ブロガーの動画より)

いっぽう、中国以上に大騒ぎになっているのが韓国だ。

「韓国の国民食と言えるキムチとその主材料である白菜を、近年価格の点から中国産に頼る傾向が強まっているからです」と韓国メディア記者は話す。

韓国メディアが伝えた韓国関税庁の輸出入統計によれば、韓国の中国からのキムチ輸入量は昨年、約33万6220トンあり、3年で3割弱増えているという。また外国からの輸入キムチで中国産が占める割合は99%以上になるという。