メーカー肝いりのデビュー作が大ヒット
実際、阿部容疑者と同姓同名の選手については、日本水泳連盟の公式記録に全国JOCジュニアオリンピックカップやジャパンオープンなどへの出場歴が残っている。
2017年の全国JOCジュニアオリンピックカップ春季大会では、女子100メートル背泳ぎのチャンピオンシップで2位に入った記録も確認できる。
メーカー関係者によれば、デビュー作は社内でも限られたスタッフによって進められたプロジェクトだったという。
「かなり極秘に近いプロジェクトで、社内でも情報を共有していた人間は限られていました。私も当時、プロモーション関係の部署にいましたが、本人に直接会ったことはありませんでした」
撮影にもかなり力が入れられていたという。
「AV撮影ができるプールスタジオがあって、そこで競泳水着姿で泳ぐシーンや、裸で泳ぐシーンなどを撮影しました。シンクロの経験もあったので、水中での動きを魅力的に見せることにもこだわっていました。
沖縄でもロケをしています。制作費もかけて、かなり手をかけた作品でした。全国大会出場経験のある水泳選手のデビューということで注目され、反響も大きかったですね」
メーカーの公式媒体でも、デビュー作は「大ヒット」と紹介されている。ただ、具体的な売り上げ本数などは公表されていない。
この関係者によれば、当時の出演契約は1年だったという。
「デビュー作への反響は大きかったのですが、AVは一般的にデビュー作への注目度が最も高く、その後の売り上げをどう維持していくかが難しい世界です。
人気女優になると数字を横ばいに保ったり、セルフブランディングによってさらに人気を伸ばしたりするケースもあります。彼女の場合、契約は更新されず、その後は企画単体女優として活動するようになりました」
ただし、契約が更新されなかった具体的な理由については公表されておらず、この関係者の説明によるものである。













