「ぶん殴ってやった…本当にこれが人間のやったことなのか」
4人の給与を差し押さえてきたのと別に、3人への訴訟を続けた理由を昭平さんは、
「給与差し押さえといっても元被告の人権に配慮し今は3分の1程度しか確保できず、それだけでは終わりません。そして、やっぱり(賠償支払いを)実行することによって、加害者側にもこの事件をちゃんと胸に留めて生きていってもらいたいんです。
別の集団暴行事件で息子さんを失った人で、加害者に賠償金を毎月の月命日には現金で持ってくる条件を付けている人もいます。気持ちは僕もわからないでもない。同じような、忘れてほしくないという気持ちです」
事件を胸に留めて生きるとは、有平さんの死の真実を語り、謝罪をすることを指すという。
「民事訴訟では家裁が証拠請求に応じ、7人の取り調べ段階の調書などをほとんど出しました。でも読めるもんじゃないですよ。自分の息子が殺されていくプロセスが淡々と語られてるわけですよ。あれを読むと“本当にこれが人間のやったことなのか”と思います。
彼らは有平を『ぶん殴ってやった』とか『蹴とばしてやった』などと言っており、(事前の暴行は)全然否定していないのです。彼らは冤罪だと言いますが事件の中心に7人がいたことは確かなんです。冤罪であり得るわけがない」












