サウナタイガーはイケイケの印象
サウナタイガーはSNSでの宣伝に力を入れていたという。
「サウナタイガーのInstagramには、スタイル抜群の水着美女がタグづけされており、宣伝に力を入れていたといわれています。また、男女で入れることから、一部の利用者は個室サウナをデートなどの“別目的”で利用することもあると聞いています」(同前・男性経営者)
SNSのフォロワーが20万人を超える女性タレントは火災事故の驚きを隠せない様子だ。
「2022年にオープンしてすぐ、港区住民の間で話題になった頃に行きました。女友達の彼氏が会員だったのもあって、私と彼氏、計4人のダブルデートでした。
それにしてもドアノブが開かないとか怖すぎます。どんなドアだったかもう覚えていないけど…。個室スペースは縦長で、奥に椅子などでゆっくり休憩できるスペースがあって、手前に小さめのサウナがある感じ。4人で入るにはギリギリだから、2人ずつ入れ替わりで入りました。
高級感とはあまり感じなかったけど、ここの特徴はご飯が全部美味しかったこと。サウナ飯といえば丼ものとか韓国料理系が多いけど、ここはオシャレでモダンな感じだった。やけに凝っていましたね。とはいえ、サウナ自体が怖くなるような事故だけに、まじで気をつけてほしいです」
サウナ業に携わる30代男性は、個室サウナ開業の苦悩をこう話す。
「個室サウナを開業するにあたり、ほかのサウナと異なりスタッフの見回りがないから、問題が起きたときにどう対処するかが大きな懸念となる。そこで挫折する経営者も多く、私自身、個室サウナには乗り気ではないのが正直なところ。
2010年代後半に第三次サウナブームが訪れ、各社が多くのサウナ室を作り上げているなかで、サウナタイガーはイケイケの印象で、店舗をオープンさせていました。一緒に店を手がける人もいたそうですが、数人は有事のリスクを鑑みて断っていたと聞いています」
警視庁は担当を捜査1課に変更、店側の安全管理に問題がなかったかなど、詳しく調べている。
※「集英社オンライン」では、今回の事件に関する情報を募集しています。下記のメールアドレスかX(旧Twitter)まで情報をお寄せください。
メールアドレス:
shueisha.online.news@gmail.com
X(旧Twitter)
@shuon_news
取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班










