「のぞき魔生け捕り作戦の巻」(ジャンプ・コミックス第56巻収録)
今回は、のぞきの被害に遭いまくる銭湯を舞台に、けしからん輩を一網打尽にするために両さんが一計を案じるお話をお届けする。
葛飾署の女性警察官たちを動員してまで職務に打ち込む両さんだったが、実は、ことがうまく運んだら一日だけ番台にのぼれるという約束を取りつけていたのだ。要はスケベ心に駆られての熱心さなのだが、さて、その結末は!?
本編をお読みいただく前に、両さんが憧れる「番台」について簡単に述べておこう。
これは銭湯の入口を入ったところに備わった「台」で、客がいる空間全体の「番」をする人が乗るものだ。男女湯双方の脱衣所と浴室を見渡し、客の様子や盗みなどが起きないかを見張るために設けられている。
現在では機械に置き換えられていることも多いが、入浴料や飲み物の料金の受け取り、石鹸やタオルなどの販売&貸し出しも行う。
近年は番台が廃され、ホテルのフロントのようなカウンターが脱衣場よりも手前に備わっていることが多い。
それでは次のページから、ふてぶてしいのぞき魔たちを向こうに回しての、両さんの大捕物をお楽しみください!!