「ウチはなんというか、普通の家族じゃないので」

遺体発見時の猟奇性と、被害者が上野の繁華街で「宝島ロード」と称されるほどの多店舗展開を成功させた“焼肉王”夫妻だったこと、さらに夫妻がともに中国吉林省延辺朝鮮族自治州出身の「ニューカマー」として日本国籍を取得していたことなど話題性に富んでいたことから、当初から報道各社が激しい取材合戦を展開。

集英社オンラインは4月17日に真奈美容疑者の直撃取材に成功、♯2で「親族のひとり」として以下のように証言していた。

〈那須2人殺害・宝島さん長女も逮捕〉「ウチは普通の家族じゃないので」逮捕前、長女が記者に語っていた“事件”と“犯人”「同業者に狙われたのかな」「私も帰り道は気をつけてる」 _2

「本当に何もわからないんです。今、ニュースでわかったので、私も。未だに警察からも連絡ないですし。今答えられることは何もないです、正直。

(龍太郎さんと)最後に連絡をとったのは亡くなる2日前です。それもLINEだけなんで、実際に会ったのはもう数ヶ月前ですし。(犯人については)全くわかんないです。基本的にあの2人は仕事ばっかりなので、旅行に行く暇もないし、ましてやあんな場所、まず栃木には行ったことないです、家族で。

ウチ(宝島家)はなんというか、普通の家族じゃないので。変な言い方になるかもしれないですけど、何かトラブルがあったかもしれないですし。どういう感じだったのか、はっきり把握できてないです」

真奈美容疑者(SNSより)
真奈美容疑者(SNSより)

当時、「親族」と記事に記載したのは、真奈美容疑者本人が希望したからだ。このとき真奈美容疑者は、こうも話していた。

「私も海外長かったしまだ帰ってきて2年も経ってないので、その間に何か仕事上のトラブルがあったかもしれないですし。帰ってきてから私も仕事を手伝ってはいましたけど、それもまだ1年にも満たないし、裏方の事務なので最近の現場の状況はわかんないです」