50歳越えてるのにお盛んだなあって感じました
そのいっぽうで、学校では見せない北村容疑者のプライベートな一面も明らかになった。登記簿謄本によると北村容疑者は1999年に練馬区に約50平方メートルの宅地を購入、木造3階建て住宅を新築した。ここには前妻と住み始めたようだ。北村容疑者の母親と交流のあった近くに住む60代の女性が語る。
「北村さんは今の奥さんの前に、別の奥さんがいたんですよ。そのときも子どもがいて、もう高校生くらいになってるんじゃないかね。でも7〜8年前くらいに出て行っちゃって、しばらくはおばあちゃん(北村容疑者の母親)と2人で暮らしてましたよ。3年くらい前にお腹の大きい今の奥さんを見かけ始めたんで、再婚したんだなって思いました。だからまだ今の子は2歳くらいじゃないですかね。学校の先生だとは聞いたことあるけど、もう50歳越えてるのにお盛んだなあって感じましたよ。おばあさんは去年くらいから見かけなくなったから今は家族3人で暮らしてるのかな」
近隣の50代の女性は、家宅捜索に来た警察官を目撃したようだ。
「中学の先生とは聞いてたけど、校長先生だなんてそんな偉い立場だったんですね。本当にごく普通の家庭って感じですよ。つい先月も親子3人で散歩してるところを見かけました。旦那さんがお子さんを抱っこしていて、いいお父さんしてるなと思いました。ご挨拶すればにこやかに返してくれますし、おだやかな先生っぽい方でしたね、悪いイメージは特にないです。
でも昨日、私が買い物から帰ってきた午後2時すぎぐらいに、珍しくスーツと私服の3人組の男性たちが北村さん宅を訪ねてきていました。昔の教え子でも訪ねにきたのかなと思ったんですけど、今思うと警察の方だったんですね」
奇しくも中学受験進学塾、四谷大塚の元講師、森崇翔容疑者(24)が9日に強制わいせつなどの容疑で再逮捕されたばかり。塾、学校での教育者のわいせつ事件が立て続けに起きている。ストレス時代に生きる子どもたちの居場所がますます厳しいものにならないことを、祈るしかない。
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取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班