大人になってから「ちゃんと歴史を勉強しておけばよかった…」と後悔する人も多いのではないだろうか。とはいえ、独学でイチから勉強するのはお金がかかったり、膨大な時間が必要なため、結局、手つかずで終わってしまう人も少なくないはず。

そんな方におすすめなのがYouTubeを使った歴史の勉強である。ミリオン再生を連発する人気コンテンツ「中田敦彦のYouTube大学」を始め、昨今では受験生向けの本格的な授業動画はもちろん、隙間時間に雑学を得るノリで観ることができる数分程度の動画や、クスッと笑えるテイストでまとめられたチャンネルも多い。

そこで今回は“登録者数10万人以上”を誇る人気歴史系YouTuberを紹介。チャンネルによってカラーが異なるので、歴史に興味がある方は自分の好みにあったチャンネルを見つけてみてほしい。

※情報はすべて5月11日時点のものです

『ぴよぴーよ速報』/チャンネル登録者数71.7万人 語彙力の低い解説が面白い!

池上彰よりわかりやすい!? 歴史や世界情勢が学べる 登録者10万人以上の超人気[歴史系YouTuber]6選_a

まず紹介したいのが「ぴよぴーよ速報」。2018年にチャンネルを開設し、71.3万人の登録者を誇る歴史系YouTuberの筆頭だ。扱うテーマは世界史や哲学史が中心で、簡潔な図解と謎のひよこキャラクターによるざっくりとした解説が特徴。

特に「小学生でもわかる」と題し、あえて少ないボキャブラリーでまとめているシリーズが人気を集めている。例えば世界史の動画では、「国がぐちゃぐちゃになる」「海外からヤべぇやつが来る」などざっくりした表現を多用。さらに「やべぇ」「ボコすぞ」など、歴史上の人物が語彙力の低いセリフを発しつつ史実が解説されるので、クセになる人が続出。

チャンネル概要欄で「解説系すごいガバガバなので他の資料もちゃんと見た方が良い」と、自身で公言するほど情報がふわっとしているのだが、それゆえに歴史の全体像を把握しやすく、そのユルさがウケているようだ。ほとんどの動画が5分程度なので、隙間時間に見やすいのも人気のポイントなのだろう。