
プロ野球を激愛する本田望結が「思わず目で追っちゃう」「真面目な姿にグッとくる」選手とは? “予想外な将来の夢”も告白
6月1日の誕生日で19歳を迎えた女優の本田望結さん。大の野球好きを公言する彼女が野球にハマったきっかけとは? そして、10代最後の1年をこれから過ごす彼女の目標とは?
本田望結 インタビュー#4(全4回)
月曜日が「少し嫌いになった」理由
――野球好きを公言されていますが、野球愛についてお聞きしてもいいですか?
小籔千豊さんと約4年間共演させていただいたのが、野球メインのスポーツ番組(『こやぶるSPORTS』、関西テレビ)でした。関西のテレビ番組だったので、阪神タイガースとオリックス・バファローズを主に特集する番組だったんです。
そこでたくさん野球の勉強をして、実際に球場の雰囲気を味わったりしたら、いつの間にか野球が自分の生活の一部になっていました。「今度はこの選手のことを番組で話したい」とか、「今日の結果どうなったかな?」って考えていたら、プロ野球の試合がない月曜日がいつの間にか少し嫌いになっていました(笑)。
どんどん野球の魅力にとりつかれていって、いまではオフシーズンのキャンプに選手を見に行くくらい、野球が大好きです。
タイミングが合えば父と母と一緒に試合観戦に行きますけど、ひとりでも行きますね。ZOZOマリンスタジアムとかベルーナドーム、遠征で福岡PayPayドームまで行ったこともあります。野球愛はすごく強いです。

――特定の球団を応援するというよりは、試合そのものを見に行く感じですか?
やっぱり関西の阪神とオリックスは大好きですけど、他球団も含めて「この選手すごいな」とか、「この選手、1軍に上がってきたんだ」とか注目しています。
あとは私もフィギュアスケートをやっていてケガの怖さを知っているから、自分の推し選手がケガをされたとなると、自分のことのように苦しくなります。
プロ野球には12球団もあって、野球が好きという理由で仲良くなれる方もいらっしゃるので、野球愛はどんどん深まっていく一方ですね。
すごく目で追っちゃいます
――いま一番注目されている選手は誰ですか?
オリックスの茶野篤政選手です。楽しそうにプレーする方も好きなんですけど、茶野選手のとにかく真面目に野球を追求している姿にグッとくるんです。茶野選手は育成出身で今年から一軍でプレーしている努力の方なので、すごく目で追っちゃいます。

――山本由伸選手のファンでもあるそうですね。
小薮さんとの番組で山本選手にお会いしたときに、野球のことももちろんだし、「どういう生活をして、どういうことをされているのかな?」って気になっちゃったくらいでした。
それ以降、山本選手をさらに注目するようになりましたし、オリックスがさらに大好きになりました。(山本選手は)当たり前のことにちゃんと感謝できたり、当たり前のことを当たり前にできる方だと私は感じていて、そこが素敵だと思っています。
山本選手に限らず、いま憧れている方といえば野球選手の名前がたくさん出てくるくらい、常に野球愛にあふれています。
初めてキャッチボールはオリックスのラオウ
――WBCは見ましたか?
もちろん見ました。「山本選手、今日投げるね!」、「日本勝ったね!」って知人から連絡が来ると、私はなんの関係もないのに「ありがとう!」って返すくらい、私が野球好きなことをみんな知ってくれています(笑)。
WBCはすごかったですね。あんなに日本がひとつになった瞬間はないんじゃないかな。あんなふうに日本をひとつにする瞬間を、お芝居かもしれないし、スポーツかもしれないけど、これからの人生で自分もつくりたいなって強く感じました。
――今年のプロ野球はどこが優勝すると予想されますか?
オリックスと阪神の2球団が、今年すごいじゃないですか。どちらとも大好きなので、関西の球団同士の日本シリーズが見てみたいです。

――ちなみにキャッチボールやバッティングなどはされますか?
バッティングセンターにはよく行くんですけど、実はキャッチボールをしたことが、いままで一度もなかったんです。初めてのキャッチボールがオリックスのラオウさん(杉本裕太郎選手)で、本当にうれしかったです。その経験を最初で最後にしたいから、それ以降はキャッチボールしていないです(笑)。
夢はお嫁さん「絵馬にも書いたんです」
――10代最後となるこれからの1年間をどう過ごしたいですか?
年齢ごとに目標をつくったりはしないんですけど、来年20歳になる前に、「ああ、10代のうちに〇〇しとけばよかった」ろ後悔してしまうのが嫌なので、挑戦したいことは全部やっていきたいです。
とにかくやってみたいっていう好奇心は、20歳になっても変えたくないですし、10代ラストイヤーだからといって大人っぽくならずに、いまの感じのまま、やりたいことにどんどん挑戦していきたいです。

――今後の人生において、一番大きい目標はなんですか?
夢でもいいですか?
――もちろん夢でも大丈夫です。
お嫁さんになることです。これはけっこう本気で言っていて、それこそ絵馬にも書いたんです(笑)。インタビューの最後でちょっと予想外のことを言っちゃいました(笑)。
――最後に、読者の方・ファンの方にひと言いただけますか?
この記事をタップしてくれたってことは、「本田望結は19歳になったんだ」って思ってくれたのかな?
皆さんの中では、希衣ちゃん(『家政婦のミタ』)のイメージがまだまだ強いと思うので、「あの希衣ちゃんがこんなことに挑戦するの?」って驚いてもらえるようなことに、これからも挑戦していきたいです。
本田望結っていう人生を通して、ひとりでも多くの方に笑顔になってもらったり、明日も頑張ろうという気持ちを与えられるような人になりたいので、この記事を読んでくださった方が、少しでもそう感じていただけたらうれしいです。

終わり
取材・文/佐藤麻水
撮影/飯岡拓也
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