女性アナウンサーの恋愛・結婚事情をフジテレビ・佐々木恭子アナウンス部長に本音で聞いてみた_1
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仕事と家庭とのバランスは?

佐々木 岸本さんは今年入社して、もちろん独身だけれど、既婚で働いている私たちに聞きたいことがあったら、どんどん質問してね。

岸本 では…、結婚と仕事って両立できるものですか?

佐々木 お、いきなり来たよ! じゃあ、新婚の三上さんから。

三上 私は結婚して1年ちょっとですが、そもそも新婚っていつまでなんですか?

佐々木 ワクワクキュンキュンしている間は新婚なんじゃないかな。で、日常を動かすのがプロジェクトになると、それはもう家族だと思う。

三上 じゃあ、私は新婚で(笑)。そうですね、思っていたよりも変わらないかもしれません。まだ子どももいないし。今、家事は分業制なんです。基本的に私は食事の支度と洗濯担当で、夫がそれ以外(笑)。

佐々木 それは話し合って決めたの?

三上 私が結婚するまで実家暮らしだったので、最初はお料理するだけでいっぱいいっぱいになってしまったんです。そのうちに、いつの間にか夫が洗ってくれるようになって「お皿洗い担当大臣!」って呼び始めて(笑)。でも、子どもができたら変わるんでしょうね、きっと。

佐々木 うん、劇的に変わる。

三上 何が一番大変ですか?

佐々木 育児はずっと大変なんだけど、小さいうちは、命を守るケアが大変。とにかく食べさせなきゃ、ゲップさせなきゃ、お風呂も入れなきゃって…あたふた。でも、これらは「誰か」がやってあげなきゃならないことで、もう少し大きくなると「親が」向き合わなくてはならないことが増えてくるのよ。友だちとの人間関係とか、悩みを聞いたりとか。でもね、大変なことより楽しいことのほうがずっとずっと多いよ。

岸本 たとえば自分が持っているエネルギーが100だとしたら、家庭と仕事、どのくらいの割合で注ぎ込んでいらっしゃるんですか?

三上 今は50:50かな、私は。

佐々木 私はね、どっちも100でいたいと思っていたの。でも、両方とも70くらいしかできなくて、すごく悩んだ時期があったのね。子どもがいるからできない仕事もあったし、子どもと向き合う時間も少ない。どっちも中途半端だ、私…って。でもある時、「70と70、足したら140じゃん!」って気づいて、そこからは楽になれたかな。仕事で落ち込むことがあっても、家に帰ると子どもたちがいて楽しい。子どものことで落ち込んでも、仕事があるからよかった、みたいな感じでバランスが取れている感じがする。

岸本 すごいです…!

佐々木 でも疲れるよ(笑)。帰って、子どもたちに「あれとあれとあれやってね、じゃあ、おやすみ」って床に倒れて寝落ちしちゃうのなんてしょっちゅうだし。

三上 ええっ、意外! 恭子さんって、ちゃんとベッドで寝て、寝相も良さそうなのに!

佐々木 すっごくだらしないの、自慢じゃないけど。(笑)どこでも爆睡できるし、パッと起きて動き出す、みたいな生活よ。