進一の姉と杏里の確執

――その後、杏里さんは進一さんのお店を手伝ったりしていたんですよね?

杏里 そうです。私は高円寺のスナックで働いた後、進一のお店を手伝うようになりました。

進一 僕は雇われ店長でしたが、杏里の手伝いも受けて二人で頑張っていこうと思ったんです。でも様々な事情があって、このまま店を続けていても未来はないと判断し、昨年の12月31日にお店は閉めることになりました。

杏里 Instagramでも発表しましたが、今後はインフルエンサーとして活動していきます。このことは進一のお義父さんとも相談して決めました。

――先ほど、進一さん家族は絆が強いと仰ってましたが、最近はSNS上で身内の方との言い争いも絶えないのはなぜでしょうか。

進一 杏里や僕に執拗にいやがらせをししているのは僕の実の姉で7人姉弟の長女です。もともと姉は杏里との結婚に大反対でした。杏里のネット上の悪い印象ばかりに注目して「あんな子と結婚して大丈夫なのか、やめた方がいい」と。

杏里 そうだよね。嫌われてたから、最初から他人行儀に私のことを芸名の“坂口杏里呼ばわり”したり、それがエスカレートしてSNS上でまで誹謗中傷し始めたり。でも元々、進一にとってはいいお姉さんだったんでしょう?

進一 そうだね。かつては歌舞伎町に今もあるのキャバクラ「revju(レヴュー)」でNo.1を張ってたこともあり、尊敬してました。
僕が高校生の時に「実は男になりたい」と初めて打ち明けたのも姉だったし、その後19 歳でホルモン注射したり、25歳で性別適合手術や戸籍変更する決心がついたのも姉のおかげです。

杏里 そんなお義姉さんが、なんであんな風におかしくなってしまったと思う?

進一 これは僕の勝手な想像だけど、姉はキャバ嬢をやりながら一人で息子を育てたんだけど、その息子も早くに結婚し子供を持って、完全に自分の元から、精神的にも巣立ってしまったんだよね。

若くして頼もしく成長したことは嬉しいことでもある反面、自分の生き甲斐を失ってしまったんじゃないかと思うんです。その喪失感が拗れて僕やそもそも気に入らない杏里に対して怒りとして向かってしまってるんじゃないかなと……。

杏里 お義姉さんの暴走がいつまで続くかわからないけど、進一のその想像通りなんだとしたら、早く自分の生き甲斐を見つけてほしいと思いますね。

「義父の精子で子供が欲しい!」坂口杏里&福島進夫婦が激白した「離婚騒動」「杏里と義姉との軋轢」「母・坂口良子の“最期の言葉”」_4