新型コロナとインフルエンザの違いはあまりない
季節性のインフルエンザは流行性があり、いったん流行すると短期間で多くの人に感染します。日本では例年12月~3月が流行シーズンで、毎年1千万人が感染しています。
インフルエンザの症状は38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、倦怠感、風邪と同じような喉の痛み、鼻水、くしゃみ、咳、下痢などを伴うことがあります。
小児はまれに脳症を発生することもあり、高齢者や免疫力が低下している人、心臓など呼吸器などに持病がある人は肺炎を伴うなど重症になることも。
発症後3~7日間は鼻や喉からウイルスを排出するといわれているので、その間は、外出を控える必要があります。
新型コロナウイルス感染症との違いは味覚・嗅覚障害があるかどうかでしたが、現在、流行しているオミクロン株ではそういった症状は少なくなっている傾向です。
また、その時に自分の周りでどちらが流行っているかなどが一つの基準にもなりますが、
症状だけでの診断は難しく、やはり検査を行う必要があるのです。