担当者も予想外のバズ! 今後の展開も予定

また、もう1つの“大人の”ポイントを、モード誌「Numéro Tokyo」とコラボしたモードな広告展開にある、と担当者。

「今回の商品が史上初の“大人も”ターゲットにした商品であることから、そのインパクトを最大化するために知育菓子®のイメージと最もギャップのあるオトナでオシャレなビジュアルをつくることを目指しました。

そこで、20~50代までの幅広い“大人”を読者に持ち、インターナショナルモード誌としてスタイルを確立している『Numéro TOKYO』とコラボし、ファッション誌制作の現場に携わるチームと一緒に広告制作させていただくことになりました。

グラフィック広告とWEB動画は、モードファッションに身を包んだカップルが、“実は”大好きな『大人のねるねるねるね』をこっそり楽しんでいるところをうっかり撮影されてしまった、というストーリーで撮影しており、大人もついつい食べたくなる#禁断のオトナ味 の魅力を表現しています」

モード誌とのコラボで話題沸騰! ワイン風味が斬新な「大人のねるねるねるね」誕生秘話_9

これらの施策が功を奏して、発売決定のツイートには15万いいね以上を集める大バズり。

「実際に『ねるねるねるね』の認知度は高く、現在の20代~40代の方の多くが子どもの頃に『ねるねるねるね』を楽しんでいただいた経験があることはわかっていたので、いかにそのターゲット層に刺さって魅力を感じてもらえるか、ということを狙い、商品開発や広告制作を進めていました。

そのため期待通りの結果ではありますが、正直なところ、想像以上の反響に大変驚きました。やはり子どもの頃の楽しい記憶というのは、大人になっても残り続けて、“童心に帰って楽しみたい”という意欲を掻き立てるのかもしれません。『大人のねるねるねるね』でノスタルジーを感じつつ、“非日常体験”を楽しんで頂けたらうれしいです」(クラシエフーズ担当者)

また、気になる今後の展開について。

「今回の『大人のねるねるねるね』発売後のお客さまの声ももとに、さらに“大人も”楽しめる『ねるねるねるね』の開発を検討していきます。まずは赤白2種の本格ぶどう味の味わいを楽しんでいただければと思います」とコメント。

今後、どのような商品が展開されるのか、期待したい。


取材・文/於ありさ