手数料が低いインデックスファンドがオススメ
さきほど投資信託の仕組みをお話ししましたが、この投資信託には手数料がかかります。投資信託にかかる手数料は「購入手数料(買う時)」、「信託報酬(保有している間)」、「信託財産留保額(売る時)」の3つがあります。
しかし、ネット証券では購入手数料(買う時)がかからないことが一般的であり、信託財産留保額(売る時)が必要な投資信託も多くはないので、僕たちが気にするべきは信託報酬(保有している間)です。
最近では、この信託報酬が低い「インデックスファンド」という投資信託が人気です。反対に信託報酬が高い「アクティブファンド」という投資信託もあります。このアクティブファンドは「手数料は多くもらいますが、その分以上にいい成績を出しますよ」という投資信託です。
ですが、実際のところ多くのアクティブファンドはインデックスファンドよりも成績が悪いため、多くの著名投資家はインデックスファンドを推奨しています。
投資の神様と呼ばれるウォーレン・バフェットも「インデックスファンドに定期的に投資すれば、“何もわかっていない”投資家でもプロの投資家以上の利益を上げることが実際に可能なのです」と言っています。
とはいえ、成績の良いアクティブファンドも存在しています。ただ、それをあなたが見つけられるかは別の問題ですので、その能力がないと思われるのであればインデックスファンドを選ぶ方が無難です。