フェス終了後、空気階段の2人に話を聞いた。
――長時間、本当にお疲れ様でした!
もぐら 全部吸い取られたましたね。全部出た気がします。参加できて本当に光栄ですし、楽しかったですし、イノマーさんの音楽に対する愛がここまでのイベントを作ることになったんだなと思いました。
かたまり もし、十代だったら、ロックバンド始めたくなる、素晴らしいイベントでした。
――ラジオでは、このフェスで「何かを一生懸命やるということで」と語ってましたが、本当にすごいコントを見せてもらいました。今回、なぜあのネタをやることにしたんですか?
もぐら めちゃくちゃ考えたんですけど、あのネタがイノマーロックフェスにはふさわしいネタなんじゃないかと。実はタオルの下は何もはいてなかったんですよ。
かたまり だから、僕はチンポとキンタマを見せつけられて(笑)。
もぐら でもそこは、ちゃんとセロテープを貼って、女性みたいな感じにやって。
――客席からまったく見えないのに、そんな工夫まで! まさに神は細部に宿る、ですね。
もぐら そんなたいそうなもんじゃないですよ(笑)。客席からは見えなかったと思うんですけど、イノマーさんは会場のどこからでも自由に見ることができたと思うんで、あれはイノマーさんだけに「こんな感じなんですけど、どうですか」ってあいさつができたかなっていう、そんな気持ちです。
――あのコントには、お二人のイノマーさんへのそんな思いが込められてたんですね。いやあ、ほっこりしてしまいました。
もぐら いやいや、そこはモッコリでしょ!(笑)
撮影/松木宏祐