2ショットは嬉しい、でも「待って!」と思うことも
――男性たちの個性あふれる登場シーンは視聴者として、楽しく拝見していました。ずばり印象に残っているのはどなたですか?
どなたもインパクトがありましたが本当に緊張していて、覚えるのに必死でした。
あえて挙げるなら、やはり雲母さんのホラガイですかね。最初音だけが聞こえた時に、楽器なのかがわからなくて、近くで何かが起きたのかと焦りました(笑)。
あとは、平山さんのバイクでの登場。あれも、どこからやってくるのかわからなくて、気が付いたら後ろにいたんです。驚きました。
――これまでの『バチェラー・ジャパン』シリーズは、高嶺の花のようなイメージがあったのに対し、尾﨑さんは非常にフランクな印象を受けました。例えば、雲母さんとの会話の中で、MC陣が「ホラガイのこと少しいじってるじゃん」と言っていた場面とか……。
やはり「はじめまして」は緊張しますし、そんな中でお互いのことを知るのは難しいだろうなと思っていました。だから、お互いに話しやすい空気作りをしようということは、最初からずっと意識していたんです。
――カクテルパーティのシーンで、男性陣が2ショットになりたがっている印象を強く受けました。本音では「もっとみんなで話したいのに」と思っていたのか、ポジティブに捉えていたのかでいうと、どちらでしょう?
本当はみんなで話した方が早く打ち解けられるんじゃないかなと思っていました。
でも、その一方で時間がないことはわかっていたので、カクテルパーティの前から悩んでいたんです。だから、男性から「2ショットで話したいです」と来てくれて助かりました。
――エピソード2以降、デートを重ねた後でのカクテルパーティーでも2ショットで話すことが多かったですね。
そうですね。みんなでワイワイ話すのは好きですけど、1対1で話すことで、その人の本音が見えることもあったので、ローズを渡す選択をする上ではよかったのかなと思います。ただ、まだいい話をしてる途中なのに「2ショットいいですか?」って来られると、「よくない! ちょっと待って!」と思うこともありました(笑)。
――最後にファンの方にメッセージをお願いします。
今回の舞台、タイのチェンマイは非日常感がある場所なので、ぜひ旅の気分で楽しんでいただきたいなと思います。
また今回の物語は17名の男性が、このメンバーだったからこそ、この物語になったと思っています。「自分だったらこうするな」と共感していただいたり、意見を持っていただいたりしながら、楽しんでもらえたら嬉しいです。
あとは、私が1人の女性として旅に参加している姿を見て、同性の方が「この人も頑張ってるし、頑張るか」と前向きな気持ちになってもらえたら、参加した甲斐があるなと思います。ぜひお楽しみください。
『バチェロレッテ・ジャパン』シーズン2
配信開始日:2022年7月7日(木)夜10時より独占配信中
話数:全10話
製作:Amazon
(C) 2022 Warner Bros. International Television Production Limited
https://www.amazon.co.jp/dp/B09PTTNKP9
取材・文/於ありさ
撮影/友野雄