誰が伸び、誰が沈んだのか “代官”13人の勢力図
プーチンを支える“代官”13人の政権内の影響力ランキングは次の通りだ。
1 ミハイル・ミシュスチン首相(60/税務官僚出身)
2 セルゲイ・ソビャーニン・モスクワ市長(68/行政官僚出身)
3 セルゲイ・キリエンコ大統領府第1副長官(64/政権の実務統括者)
4 イーゴリ・シュヴァロフ国営対外経済銀行会長(59/元政権経済政策担当)
5 アンドレイ・ベロウソフ国防相(67/経済専門家)
6 アレクセイ・デュミン国家評議会書記兼大統領補佐官(54/プーチン警護官出身の軍産行政幹部)
7 デニス・マントゥロフ第1副首相(57/元産業系実務官僚)
8 ドミトリー・パトルシェフ農業・環境担当副首相(48/プーチン盟友の元FSB長官・安全保障会議書記の息子)
9 セルゲイ・ミロノフ公正ロシア党首(73/元上院議長の体制内野党党首)
10 マクシム・オレシキン大統領府副長官(44/経済官僚出身)
11+12(同率)
イーゴリ・クラスノフ最高裁長官(50/元検事総長)
アレクサンドル・ノヴァク・エネルギー担当副首相(55/経済行政官出身)
13 ドミトリー・メドベージェフ安全保障会議副議長兼統一ロシア党首(61/古くからのプーチン側近で首相・大統領を歴任)
以上が同レポートが選択した“代官”13人だが、その評価では半年後の2026年上半期終了時点で、順位はほぼ変わっていないものの、各人のポイントが明確に変化している。
最もはっきりしている傾向は、比較的若く新しい世代の台頭と、旧世代の大物の一部とその縁者の退潮だ。
上半期に最も評価を落としたのはミシュスチン首相(60)で、次いでベロウソフ国防相(67)、さらにキリエンコ大統領府第1副長官(64)とパトルシェフ副首相(48)が同じ幅で続く。パトルシェフだけは40代だが、旧世代の大物であるニコライ・パトルシェフ元FSB長官/安全保障会議書記の息子である。
他方、クラスノフ最高裁長官、マントゥロフ第1副首相、ノヴァク副首相は大きく伸びた。3人とも50代である。オレシキン大統領府副長官、デュミン国家評議会書記、ミロノフ公正ロシア党首も影響力を増した。
ソビャーニン・モスクワ市長は微増。シュヴァロフ国営対外経済銀行会長とメドベージェフ安全保障会議副議長は横ばいである。全体的にはまだベテラン勢がリードしてはいるが、新しい顔ぶれの影響力が伸びてきているという分析である。












