SNSには22時間営業を歓迎する声も…気になる採算性は?
外食各社が人手不足やコスト上昇に直面する一方、営業時間の見直しによって新たな需要を取り込もうとする動きもある。
夜勤明けの会社員、早朝勤務の労働者、長距離ドライバー、繁華街で夜遅くまで働く人――。従来、ファミレスや牛丼チェーン、コンビニなどが取り込んできた「深夜・早朝の食需要」に、22時間営業によって取り込める可能性がある。
実際、SNS上には「夜勤明けに寿司が食べられるのは嬉しい」「夜中に開いている店が少ないから助かる」「夜の民としてこれは朗報」といった歓迎の声も目立つ。
一方、やはり気になるのが22時間営業の採算性だ。営業時間を延ばせば、その分だけ売り上げが増える可能性があるが、深夜・早朝の時間帯に店を開け続けるのは、人件費に加えて光熱費などもかかる。客数が見合わなければ、増えた売上以上にコストが膨らむ可能性もある。
ゼンショーは売上傾向も「非開示」としており、22時間営業店の採算が見合うのかは不明だ。今年10月に入って、22時間営業から「10時~24時」の営業時間に変更した店舗も確認されている。
はま寿司関係者は「22時間営業は実験的な試みであり、様々な反応を見ているところ。今後どうしていくかは何も決まっていない」と口を濁す。
人手不足に人件費高騰という厳しい環境の中で、実験的に始まったはま寿司の22時間営業。常識破りの試みは今後も続いていくのか。はま寿司の挑戦に注目したい。
取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班













