子どもの「好き」を尊重しながら、できるだけそっと見守る

――では最後に、お子さんたちに伝えたいことを聞かせてください。

辻元 自分の好きなものをちゃんと自覚してほしいと思っています。何にワクワクして、何に心が躍るのか。その自分軸を持って育ってくれたら、この先いろいろと大変なことがあっても、ブレずにいられると思うんです。周りから何か言われても、「自分はこれが好き」「自分はこれがいいんだ」と思えるだけで、その声が気にならなくなることもある。そこを大事にしてほしいですね。

松井 僕は、親が「こうなってほしい」と願っていることにも気づかずに育ってほしいですね。前編でも話したように、子どもが何かをしていたら見て、意識を向けるようにはしていきます。でもできればひっそりと、子ども自身がそんな眼差しにも気づかないうちに幸せになってほしい。いつの間にか満たされていて、機嫌よくいられる、精神的にできるだけ乱されない子になってほしいです。

幼少期から絵を描くことが好きな辻元さん(左)とケムリさんで絵本談義
幼少期から絵を描くことが好きな辻元さん(左)とケムリさんで絵本談義
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取材・文/松倉和華子 撮影/井上たろう

『ちがうちがう』(集英社)
松井ケムリ
『ちがうちがう』(集英社)
2026年7月24日発売
1980円(税込)
34ページ
 

◆◆松井ケムリが描き下ろした初絵本◆◆

Mー1グランプリ連覇などでお馴染みの令和ロマンの松井ケムリ。
2025年6月に第一子が誕生したパパ芸人が自ら描き下ろした絵本です。松井ケムリ自ら描いたおもしろおかしいキャラクターやイラストが満載。
神様が間違えて作ったおかしな世界を小さな少年が正していく親子で楽しめるストーリーとなっています。
水中で泳ぐライオン、地上を走るサメ、キバの生えたパンダ、ぐにゃぐにゃの公園、四角いフルーツ……ちょっと不思議でおかしな世界に「ちがうよ!」とやさしくツッコミ!
読み聞かせしながら「どこが間違っているかな?」と楽しく考える1冊です。

 

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