腕にワンポイントのタトゥーが入っていた
しかし下村容疑者には、優しそうな雰囲気と医師という職業とは相容れない意外な特徴があったという。
「下村さんって腕にワンポイントの入れ墨っちゅうかタトゥーが入っててな。アザやないで。紺色の縦長の小さなやつだけど、医者でもそんなん入れるんやなって思った。あとな、ガレージの上に何か作っていたことがあって、聞いたら『子供のためにプールで遊ぶ場所作ってる』って言っとったな。
家族でいるのを見かけたのは一度きりや。去年の7月26日に商店街のお祭りがあって、奥さんと小さい子供2人と来とった。幼稚園くらいの子と小学生くらいの女の子やったな。
その2人をシャンシャン歩かせて、後ろから下村さんと奥さんで見守ってる感じやったな。その時、わしがアイスをあげたら奥さんと子供たちが『ありがとー』ってニコニコしとったわ。
奥さんは活発そうというか、まぁ、シャキシャキした感じで、普通に仲良さそうに見えたけどな。前に下村さんから『中学生の息子もいる』と聞いとったけどその子は祭りには来とらんかった」
商店主が下村容疑者を見かけたのはそれが最後だったという。
「今年に入ってからも車はたまに停まってたんや。ただ、これまでの白いベンツと違うて白いバンみたいな車と、女性が乗るような軽自動車が停まっているのを見かけたわ。それでこの7月に、下村さんの前のお宅にな、警察がカメラを仕掛けていったんや。
さらに9月の頭から1週間くらい下村さんの家を鑑識が出入りしとった。素性を尋ねると内容は言わなかったけど『兵庫県警の捜査一課です』ってな。捜査一課って言ったら殺人とか強盗とかやろ。下村さん何かやったんかとは思っていたら、マスコミが来てな。普通に仲良さそうやったのに一体何があったんやろうな」
患者も地元住民も首を傾げる事件の解明は、これからだ。
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取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班













