人気でも攻めていく『イッテQ』のスタンス

「また、今回の復帰が17年前に一度だけ放送された『マグネット同好会』企画のセルフオマージュ回だったことが象徴するように、ベッキーの復帰は、『イッテQ』の長い歴史のなかでも特に初期の企画を、改めて番組の資産として活用する機会にもなると思います。

長寿番組は新しいものを生み出し続けるだけでなく、過去を掘り起こすこと自体をコンテンツにできる点が強みですが、その意味でも、今回のベッキー復帰は興味深いと思います」

ベッキー (C)産経新聞社
ベッキー (C)産経新聞社
すべての画像を見る

ベッキーの復帰は、『イッテQ』の人気をさらに確かなものにするのだろうか。新しい出演者を迎える一方で、かつてのメンバーや企画にも再び光を当てる。賛否を呼ぶ可能性があっても、積み重ねてきた番組の歴史を生かしていく。そんな試みも、『イッテQ』が長く続いてきた理由なのかもしれない。

取材・文/集英社オンライン編集部